2024年9月20日〜22日にスペインで開催された「FIMトライアル・デ・ナシオン」と、2024年10月4日〜6日にイギリスで開催された「FIMモトクロス・オブ・ネイションズ」に先立ったもので、それぞれに出場する日本代表選手が訪問。大会への抱負を次長に語った。
訪問した選手は「FIMトライアル・デ・ナシオン」に出場する2名(小川 毅士<おがわ つよし>選手・黒山 陣<くろやま じん>選手)と、「FIMモトクロス・オブ・ネイションズ」に出場する3名(横山 遥<よこやま はるき>選手・大倉 由揮<おおくら ゆうき>選手・大城 魁之輔<おおしろ かいのすけ>選手)の計5名。
今回の訪問および選手に対し寺門次長は「各界ともスポーツ競技人口をいかに増やすかを課題としている。パリオリンピックもそうだったが、選手の活躍を子供達に見せ憧れを持たれることがスポーツ人口を増やす重要な部分だ」と話した。
「日頃の鍛錬を十分に発揮していただき、輝かしい成績を残して日本へ帰ってくることを心から祈念している」(寺門次長)
FIMとしても、バイクのモータースポーツ人口を増やすきっかけが、子供達へのアピールだと考えている。バイクに直接触れさせることも重要だが、選手が試合を楽しみ、格好良いアクションと共に輝かしい成績を残すことが、子供達により強い印象を抱かせるだろう。
子供達にとって山遊びはレクリエーションの一つである。それに最も近いモータースポーツであるトライアルは、バイク競技であると共に山遊びのひとつとも捉えられる。サーキットで行うレースよりもアピールしがいのある競技ではないだろうか。