不安定な天候ながらも約500人が来場
群馬県と境を接する埼玉県小鹿野町は「花と歌舞伎と名水のまち」がキャッチフレーズの自然豊かな町です。そしてもうひとつ、オートバイでまちおこしをしている日本で唯一の町でもあります。少子高齢化で過疎化が進む地方の市町村ではさまざまな地域おこしが行われていますが、小鹿野町では積極的にツーリングライダーを受け入れることで活性化を図っているのです。毎年開催されているおがのライダー宿もそのひとつです。
10月6日(日)に第15回おがのライダー宿/JAPAN RIDERS CAFÉが国民宿舎『両神荘』前の特設会場で行われました。夏の酷暑がようやく終わり絶好のツーリングシーズンとなりましたが、当日は朝から雨模様とあいにくの天気。しかしオープニングセレモニーがスタートする10時ころには雨もあがり、来場者は会場を取り巻くように出店していたバイク用品や飲食店など17のブースを眺めるなど、おもいおもいに楽しんでいました。
中央ステージでは、小鹿神社の交通安全祈願に始まり、 “しゃべり屋ライダーバイク乗り”柴田直美さんのMCによって次々とステージイベントが進行していきました。
小鹿野観光大使を務める俳優でタレントの山口良一氏、おがのモトガールズ(OMG)らによる小鹿野PR、小鹿野出身の俳優でスタントマンとして活躍するマーシャルアーティスト村岡友憲氏による迫力あるパフォーマンスが披露され、会場から大きな拍手が送られていました。
さらにJAPAN RIDERSステージでは、元AKB48の平嶋夏海さんのトークショーが行われ、バイクにまつわるさまざまなエピソードが披露されました。
来年、バイク・ラブ・フォーラムが小鹿野町で開催されることが決定したことから、バイク・ラブ・フォーラムのPRも行われました。その後、集合写真の撮影が行われ、最後に恒例の豪華景品争奪大じゃんけん大会が開かれ、大きなため息と歓声が入り混じったステージイベントが終了しました。
各ブースにも大勢の来場者が訪れ、昼時の飲食ブースでは名物のわらじかつ弁当やライダー弁当、カレーライスを買い求める来場者でにぎわいを見せていました。
こうして第15回おがのライダー宿/JAPAN RIDERS CAFÉは雨に降られることもなく盛況のうちに終了しました。