目次
スズキ株式会社は、11月5日から10日までイタリア・ミラノで開催される二輪ショー「EICMA2024(ミラノショー)(※1)」において、デュアルパーパスモデルの新型「DR-Z4S」及びスーパーモトモデル(※2)の新型「DR-Z4SM」を発表した。
新型「DR-Z4S」は2025年4月より、新型「DR-Z4SM」は2025年5月より北米・欧州を中心に各国で順次発売を開始する。
(※1)プレスデー:11月5日〜6日、一般公開日:11月7日〜10日
(※2)オフロードバイクにオンロードタイヤを装着して舗装路面とダート路面の混在したコースを走行してスピードを競うレースから生まれたカテゴリー
おもな特長
- 新型「DR-Z4S」は、街乗りから本格的なオフロードまで幅広く楽しめるデュアルパーパスモデルだ。
- 新型「DR-Z4SM」は、日常使いからサーキット走行まで多様なライディングを楽しめるスーパーモトモデルだ。
スズキ・新型DR-Z4S
スズキ・新型DR-Z4SM
スズキ・新型「DR-Z4SM」、新型「DR-Z4SM」の特長
両モデル共に、軽快なハンドリング及び低速から高速までスムースなエンジン特定を犠牲にすることなく、各国の排ガス規制、騒音規制、ブレーキ規制に対応した。
新搭載の電子制御システム S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)には、G(グラベル)モードを含むトラクションコントロール、SDMS(スズキドライブモードセレクター)、解除モード付ABSを採用し、ライダーのスキルや路面のコンディションに応じた多様なライディングが可能となった。さらに、アグレッシブなスタイリングデザインに加えて、LED灯火類やLCDメーターを備え、先進的な外観とした。
新型「DR-Z4S」、新型「DR-Z4SM」それぞれに最適なタイヤ、ディメンションを採用したことで、デュアルパーパスモデル、スーパーモトモデルとして高い走行性能を発揮する。
スズキ株式会社 代表取締役社⻑ 鈴木俊宏氏のコメント
スズキの二輪事業は1952年に参入して以来、「お客様の立場になって価値ある製品を作ろう」という社是に基づいて展開してきました。今後も二輪業界の発展に全力で取り組み、お客様の望む魅力的な二輪車を提供し続けるとともに、二輪事業のさらなる成⻑を追求していきます。
主な装備と緒元
装備
DR-Z4S | DR-Z4SM | 概要 | ||
S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム) | スズキドライブモードセレクター(3モード) | スズキドライブモードセレクター(3モード) | 出力特性を 3モードから選択可能 | |
スズキトラクションコントロールシステム (2モード+Gモード+オフ) | スズキトラクションコントロールシステム (2モード+Gモード+オフ) | リヤホイールの空転が感知された時に、 エンジン出力を制御 | ||
ABS (フロント+リヤ解除モード) | ABS (リヤ解除モード) | |||
電子制御スロットル | 電子制御スロットル | |||
スズキイージースタートシステム | スズキイージースタートシステム | クラッチレバーを引かずにワンプッシュでエンジン始動が可能 |
主要諸元
DR-Z4S | DR-Z4SM | |
全長×全幅×全高(mm) | 2,270 x 885 x 1,235 | 2,195 x 885 x 1,190 |
ホイールベース(mm) | 1,495 | 1,465 |
最低地上高(mm) | 300 | 260 |
シート高(mm) | 920 | 890 |
装備重量(kg) | 151 | 154 |
タイヤ(フロント) | 80/100-21M/C 51P チューブタイプ | 120/70R17M/C 58H チューブタイプ |
タイヤ(リヤ) | 120/80-18M/C 62P チューブタイプ | 140/70R17M/C 66H チューブタイプ |
エンジン型式 | 398㎤水冷4サイクル 単気筒 DOHCエンジン | 398㎤水冷4サイクル 単気筒 DOHCエンジン |
タンク容量(L) | 8.7 | 8.7 |