気になるサイズ感、メドレー200|ピアジオから200ccエンジン搭載の新型スクーターを発表! EICMA2024

フロント16インチ・リア14インチの軽量な大径アルミキャストホイールを履き、最高出力13kW(17.7ps)、最大トルク16.5N・mのパワフルな水冷4ストローク単気筒200ccエンジンを搭載した都市型スクーター「ピアジオ メドレー200」。
2024年11月5日~11月10日にイタリア・ミラノで開催された世界最大のモーターサイクルショー「EICMA(エイクマ)」。同イベントではイタリアのバイクブランド「ピアジオ」が水冷4ストローク単気筒200ccエンジン搭載のNEWスクーター「メドレー200」を発表した。 ※国内での発売は未定
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

ピアジオ メドレー200(ベースバージョン)

ベーシックなイタリアンデザインに仕上げられた、落ち着いた雰囲気のベースバージョン。

ピアジオ メドレー200(Sバージョン)

外装をアグレッシブかつスポーティーなイメージのブラックカラーにアレンジしたSバージョン。
SバージョンにはスマートフォンをBluetooth経由でバイクに接続し、電話、音声コマンド、音楽を計器パネルとハンドルバーコントロールで管理できる「Piaggio MIAシステム 」を標準装備。

メドレー200はフロント16インチ・リア14インチの軽量な大径アルミキャストホイールを履き、最高出力13kW(17.7ps)、最大トルク16.5N・mのパワフルな水冷4ストローク単気筒200ccエンジンを搭載した都市型スクーター。フレームは頑丈なチューブラースチールを採用。

同車はスターターモーターをクランクシャフトに直付けし、ブラシレスの電動デバイスに置き換えるピアジオ独自のスタート&ストップシステム「RISS(Regulator Inverter Start & Stop System)」を搭載。これにより燃料消費の削減、軽量化、信頼性の向上、静粛性に優れたエンジン始動を実現。

ヘッドライトやウインカーなどの灯火類はフルLED化し、メーター類は視認性に優れたLCDを採用。燃料タンクはフットボードの中央に配置することで、シート下収納スペース容量を増加。シートから降りずに燃料を補給できること。またマスの集中化(質量配分を中央部に集中させること)による乗り心地の向上などのメリットも獲得。

長距離走行もこなせるメインシートとタンデムシートは、快適な幅広型に設計。シート本体は、ハンドルバーのボタンで制御できる電動開閉機能を導入(機械式の開閉コマンドも採用)。 

中高速域での走行安定性も良好な大径ホイールは、フロント16インチ・リア14インチの異径サイズに設定。オシャレなデザインのホイール本体は、軽量なアルミ製6本キャスト型とし、タイヤはフロント100/80-16、リア120/70-14の各サイズを選択。

前後ブレーキは安定した制動力を発揮するディスク式とし、フロントΦ260mm・リアΦ240mmのディスクローターを組み合わせ。前後ブレーキには2チャンネルのABSも標準装備。

エアロダイナミック型ウインドシールド、容量32リットル&容量37リットルのトップケース(マッチングカラー)、滑り止めマットなど、利便性に優れた専用アクセサリーもラインナップ。

PIAGGIO MEDLEY S 200 – EICMA 2024
Piaggio Medley 200 2025 | Lo scooter a ruote alte si aggiorna. Live da EICMA 2024

キーワードで検索する

著者プロフィール

北 秀昭 近影

北 秀昭