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「ホンダ ドリームCBM72」とは?
1959年のロードレース世界選手権マン島TTレースに初出場し、培った技術を反映したホンダのスーパースポーツマシン「ドリームCB72」。同車は空冷4ストローク2気筒SOHC 2バルブ247ccエンジンを搭載した、世界市場に向けて開発された高性能モデルだ。
この「ドリームCB72」をベースに、日常での使いやすさを追求したモデルが「ドリームCBM72」。「ドリームCB72」との違いは、落ち着いたカラーリングとセミアップハンドルの採用。また360度クランクの導入による低中速域での扱いやすさ。“古き良き日本”を感じさせる懐かしいスタイリングも大きな魅力。
車名:TEMPIO 300/製作:ASK.Motorcycle/ベースマシン:ホンダ ドリームCB72
ホンダ ドリームCB72がベースの、日本製バイクの懐かしさがふんだんに詰まった大衆モデル「ドリームCBM72」をオマージュして製作したのが、写真の「TEMPIO 300」。TEMPIOとは、イタリア語で神殿を意味する。
「ドリームCBM72」をイメージしたその外観は、ビンテージ感を押し出したデザインのワンオフアルミパーツ群でドレスアップ。ガソリンタンク、LEDヘッドランプケース、ハンドルカバー、フロントフォークカバー、サイドカバー、シートカウル、サイドカバー、キャブレターガード、リアショックカバー、チェーンカバー。また2本出しダウンマフラーのサイレンサー部もアルミでドレスアップ。
2本のエキパイが伸びるツインエンジンは、腰上&腰下ともノーマルのシルバーからブラックアウト化して、シルバー×ブラックのツートンカラー感を増幅。ハンドルカバーに装着された薄型ウインカーや透明のミニメーターカバー、カーボン製の前後フェンダーなど、細部にアクセントを効かせているのも見逃がせないところ。