伊豆は熱海市と沼津市を結ぶ線から南へ伸びる半島。小田原から道案内すると左に海を眺めながら国道135号線を走り、真鶴、湯河原を通ると熱海市に着く。そのまま伊東市を抜けてトコトコ進むと、伊豆高原。やがて早咲きの桜で有名な河津を通り「伊豆急下田」に到着できる。内陸のワインディングロードを好むなら、伊豆の国市を抜け修善寺、伊豆市を抜ける国道414号線で天城峠越え。あるいは箱根から十国峠を経て伊豆スカイラインを駆け抜けるのも楽しい。ちなみに海沿いのコースを行くと熱海から下田までの距離は約73kmある。意外に交通量が多いので、車の流れが遅く90分以上はかかるでしょう。
下田は伊豆半島の観光地として古くから良く知られていて温泉場も豊富にあるので、ゆったりと一泊のスケジュールで楽しむのもお勧めです。今回はその周辺でたくさん観ることができる海の光景を集めてみました。白浜をはじめ、爪木崎、少し先に進んで弓ヶ浜や逢ヶ浜(おうのはま)。など見どころは豊富に揃っています。
下田市内では「開国のまち」として幕末期の文化が伝わる史跡を探索できる「ペリーロード」の散策も良い。そのほかにも見どころや食事何処が豊富にあるので、下記URL(下田市観光協会)のサイトにアクセスし下調べして行くことを推奨します。走り足りないなら伊豆半島突端の石廊崎を経由して西伊豆周りで帰るのも良いし、半島を横断あるいは縦断する峠道を組み込むコースを楽しむのも自由自在。四季を通して楽しめるツーリングコースとしてもお勧めなのです。
なお、今回明記した住所や座標データは爪木崎灯台駐車場です。ツーリング途中に休憩しつつ開放的な景色を堪能するのに好都合。バイクを駐輪して灯台まで歩いて行くと周辺には水仙の群生地があり素敵な香りに包まれます。海を望む景観と共に沢山の水仙に囲まれ気持ちも癒されます。
静岡県下田市須崎1237 (伊豆急行線「伊豆急下田」駅から車で約12分/約6km )
冬季は水仙の花と香りが楽しめる。
下田市観光協会サイト
URL:https://shimoda-city.info/kanko