ネオクラシック感を高める高精度なアルミ製パーツ
12インチサイズでカジュアルに楽しめる4MINIといえば、カブ系と同じ自動遠心クラッチ搭載のダックス125。かわいいフォルムは女性からの人気も高く、タンデムしやすいロングシートは日常ユースでかなり役立ってくれる。
そんなダックス125を、レースで鍛えた本格派パーツでカスタムしてくれたのがオーヴァーレーシングプロジェクツ(以下OVER)だ。レースといえばチタンやカーボン素材を思い浮かべるが、OVERが目指したのはダックスのネオクラシック感を大切にすること。軽量・高剛性なアルミ素材を丁寧に加工し、往年の空冷カスタムを彷彿させるシルエットに仕上げている。
アラゴスタとコラボで開発したツインショックPHASE2(22万4400円)。圧側減衰力を低速域と高速域でそれぞれ調整できる。
キービジュアルになるのは、純正のアップマフラーから大きくイメージチェンジできるセスミックMINIダウンマフラー。レプリカ全盛期から継承されるアルミサイレンサーのデザインは、いかにもOVERらしいアイデンティティだ。アップタイプにこだわるなら、迫力サイズのSSEメガホンアップマフラーも発売されたので確認してほしい。
サンスターとコラボしたセミフローティングディスクと、カニブレンボ用キャリパーサポートを装着。価格はセットで4万6750円だ。
目立つパーツといえば、アルミ製ダウンチューブやスイングアームの輝きはかなり強烈。装着するバックステップやホイールもシルバーを選べば、もっとメカニカル感をアピールできそうだ。実用系パーツのキャリア類も造形にこだわっているので、ハードボイルドなダックス125を目指すなら要チェックだ!
バネ下を中心に高精度&高剛性に、そして軽量化もあって転がり感が超スムーズ!走りの質が向上すると、乗っていて楽しくなる。