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ホンダ・CB1300ファイナルエディション…172万7,000円〜

ホンダは2025年2月21日、CB1300シリーズの最終モデルとなる「CB1300 SUPER FOUR Final Edition」「CB1300 SUPER BOL D’OR Final Edition」「CB1300 SUPER FOUR SP Final Edition」「CB1300 SUPER BOL D’OR SP Final Edition」を発表し、2月28日から発売する。


価格は、「CB1300 SUPER FOUR Final Edition」が172万7,000円、「CB1300 SUPER BOL D’OR Final Edition」が183万7,000円、「CB1300 SUPER FOUR SP Final Edition」が210万1,000円、「CB1300 SUPER BOL D’OR SP Final Edition」が221万1,000円(いずれも消費税込み)。
1992年からの歴史に終止符

CB1300シリーズは、1992年に始動した「PROJECT BIG-1」のコンセプトを具現化したモデルであり、初代「CB1000 SUPER FOUR」から続く系譜を持つ。 今回のFinal Editionでは、初代モデルを彷彿とさせるカラーリングやデザインが随所に施されている。
「CB1300 SUPER FOUR Final Edition」と「CB1300 SUPER BOL D’OR Final Edition」には「グラファイトブラック」のボディカラーを採用し、フロントフォークのボトムケースはバフクリア塗装仕上げとなっている。
上級グレードである「CB1300 SUPER FOUR SP Final Edition」と「CB1300 SUPER BOL D’OR SP Final Edition」には、象徴的な「パールサンビームホワイト」のカラーリングが施されている。また、燃料タンク上部には「Final Edition」のステッカーが配され、ドライブチェーンはゴールド、スイングアームやトップブリッジ、ステアリングステムはシルバーに仕上げられている。
夢は大きく「PROJECT BIG-1」

CB1300シリーズの歴史を振り返ると、1992年に「PROJECT BIG-1」のもとで初代「CB1000 SUPER FOUR」が登場し、その後1998年には排気量を拡大した「CB1300 SUPER FOUR」が発売された。
2005年にはハーフカウル仕様の「CB1300 SUPER BOL D’OR」が追加され、2018年にはオーリンズ製サスペンションやブレンボ製フロントブレーキキャリパーを装備した「SP」モデルがラインアップに加わるなど、進化を続けてきた。
熟成の極み味わえるのも最後

最終モデルとなるCB1300シリーズの主要スペックは、エンジンは水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒で、総排気量は1,284cc。最高出力83kW(113PS)/7,750rpm、最大トルク112Nm(11.4kgm)/6,250rpmを発揮する。燃料タンク容量は21Lで、車両重量はCB1300 SUPER FOURが266kg、CB1300 SUPER BOL D’ORが272kgとなっている。
30年以上にわたり進化を続けてきたCB1300シリーズは、今回のFinal Editionをもってその歴史に幕を下ろすこととなる。長年にわたり多くのライダーから支持を受けてきたこのシリーズは、ネイキッド・ロードスポーツバイクの象徴的存在として、その名を刻み続けるだろう。
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