
スズキ・GSX-S1000GX……2,057,000円(消費税10%を含む)
スズキが、スポーツツアラーとアドベンチャーを融合させた大型二輪クロスオーバーモデル「GSX-S1000GX」のカラーリングを変更して発売することを発表した。スズキの二輪車初となる電子制御サスペンションを搭載し、オンロードでのスポーツ走行から未舗装路まで対応する多才なバイクだ。
スポーツとツーリングの融合を実現したクロスオーバー
「GSX-S1000GX」は、「GSX-S1000」シリーズのエンジンを採用することで、スポーツライディングに必要な動力性能を継承しつつも、ツーリング性能を向上させる新技術と装備を採用した意欲作である。スタイリングは、スポーツバイク並みの性能を体現したアグレッシブな外観シルエットに、ツーリングでの快適性を追求したアップライトな乗車姿勢をモダンに組み合わせたデザインとなっている。
スズキ初の電子制御サスペンションを搭載
「GSX-S1000GX」の最大の特徴は、速度や路面状況、ブレーキによる車両の姿勢変化に応じて、サスペンションの減衰量やプリロードを電子制御するスズキアドバンスドエレクトロニックサスペンション(SAES)をスズキの二輪車として初めて採用したことだ。
さらにこのSAESに、IMU等のデータを組み合わせることで、凸凹路面を検知し、サスペンションの制御量を自動で切り替えるスズキの独自プログラム、スズキロードアダプティブスタビライゼーション(SRAS)を開発・搭載。これにより、未舗装路での振動を抑えたスムーズな乗り心地と、オンロードでのダイナミックなスポーツ走行の両立を可能としている。
多彩な電子制御機能による高度な走行安定性
出力特性、トラクションコントロールレベル、SAESの減衰設定を統合管理するSDMS-αや、コーナーに傾いたときにもABSを作動させることができるモーショントラックブレーキシステム等の多彩な電子制御機能を採用。これにより、シチュエーション、路面状況、ライディング歴などに左右されない、高い知性とパフォーマンスを気軽に使いこなすことができるクロスオーバーバイクに仕上がっている。
また、国内専用にツーリング時の利便性を高めるETC2.0車載器を標準装備した点も見逃せない。
長距離走行から未舗装路まで、多様な路面で高い走行性能を発揮する「GSX-S1000GX」は、ツーリングからスポーツライディングまでを楽しみたいライダーにとって、理想的な一台となるだろう。



主な変更点
- カラーリング変更 [車体色:3 色]
赤:「キャンディダーリングレッド」(YYG)
青:「トリトンブルーメタリック」(YSF)
黒:「グラススパークルブラック」(YVB) - メーカー希望小売価格の変更
スズキ・GSX-S1000GX の主な装備
| SDMS-α (スズキドライブモードセレクターアルファ―) | 出力特性(3段階)、 トラクションコントロール(7段階+オフ)、 電子制御サスペンション減衰量(4段階)を 統合管理 | ||
| SRAS (スズキ ロードアダプティブスタビライゼーション) | 路面状況を検知し、 サスペンションの制御量を自動切 | ||
| オートマチックリヤサスペンションモード | リヤサスペンションのプリロードを電子制御。 オートと3つのマニュアルモードから選択可。 オートを選択すればさらに減衰量も調整。 | ||
| 電子制御スロットル | |||
| 双方向クイックシフトシステム | クラッチやスロットルを操作せずに シフトアップ/ダウン が可能 | ||
| スマートクルーズコントロール | スロットル操作不要で速度を維持したまま シフトアップ/ ダウンが可能 | ||
| モーショントラックブレーキシステム | コーナーへの傾斜時にABSを作動させ、 意図したライン のトレースを支援 | ||
| 装備 | スロープディペンデントコントロール | 下り坂でのブレーキング時に リヤタイヤのリフトを抑制 | |
| スズキイージースタートシステム | クラッチレバーを引かずに ワンプッシュでエンジン始動 が可能 | ||
| S.I.R.S. (スズキ インテリジェント ライドシステム) | ローRPM アシスト | 発進時や低速走行時のスムーズな発進を補助 | |
| サスペンション | スズキ アドバンスドエレクトロニックサスペンション | サスペンションを電子制御 | |
| メーター | 6.5インチフルカラー TFTマルチインフォメーションディスプレイ | スマートフォン接続可。白黒反転自動/手動選択可 | |
| ウインドスクリーン | 3 段階の高さ調整可 | ||
| その他 | USB ソケット、ETC2.0 |
価格、発売日
| 商品名 | メーカー希望小売価格(消費税10%込) | 発売日 |
| GSX-S1000GX (GSX-S1000XRREM5) | 2,057,000円 (消費税抜き1,870,000円) | 2025年3月14日 |
スズキ・GSX-S1000GX カラーリング/3色
- 赤:「キャンディダーリングレッド」(YYG)
- 青:「トリトンブルーメタリック」(YSF)
- 黒:「グラススパークルブラック」(YVB)
主要諸元
| 型式 | 8BL-EK1AA | |
|---|---|---|
| 全長 / 全幅 / 全高 | 2,150mm / 925mm / 1,350mm | |
| 軸間距離 / 最低地上高 | 1,470mm / 155mm | |
| シート高 | 830mm | |
| 装備重量 ※1 | 232kg | |
| 燃料消費率 ※2 | 国土交通省届出値:定地燃費値 ※3 | 20.8km/L(60km/h) 2名乗車時 |
| WMTCモード値 ※4 | 17.0km/L(クラス3、サブクラス3-2) 1名乗車時 | |
| 最小回転半径 | 3.2m | |
| エンジン型式 / 弁方式 | DTB1・水冷・4サイクル・直列4気筒 / DOHC・4バルブ | |
| 総排気量 | 998㎤ | |
| 内径×行程 / 圧縮比 | 73.4mm×59.0mm / 12.2:1 | |
| 最高出力 ※5 | 110kW〈150PS〉 / 11,000rpm | |
| 最大トルク ※5 | 105N・m〈10.7kgf・m〉 / 9,250rpm | |
| 燃料供給装置 | フューエルインジェクションシステム | |
| 始動方式 | セルフ式 | |
| 点火方式 | フルトランジスタ式 | |
| 潤滑方式 | 圧送式ウェットサンプ | |
| 潤滑油容量 | 3.4L | |
| 燃料タンク容量 | 19L | |
| クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
| 変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
| 変速比 | 1速 | 2.562 |
| 2速 | 2.052 | |
| 3速 | 1.714 | |
| 4速 | 1.500 | |
| 5速 | 1.360 | |
| 6速 | 1.269 | |
| 減速比(1次 / 2次) | 1.553 / 2.588 | |
| フレーム形式 | ダイヤモンド | |
| キャスター / トレール | 25.5°/ 97mm | |
| ブレーキ形式(前 / 後) | 油圧式ダブルディスク(ABS) / 油圧式シングルディスク(ABS) | |
| タイヤサイズ(前 / 後) | 120/70ZR17M/C(58W) / 190/50ZR17M/C(73W) | |
| 舵取り角左右 | 31° | |
| 乗車定員 | 2名 | |
| 排出ガス基準 | 平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応 | |
- 主要諸元は道路運送車両法による型式指定申請書の数値です。(シート高を除く)
- 装備重量は、燃料・潤滑油・冷却水・バッテリー液を含む総重量となります。
- 燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
- 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
- WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
- エンジン出力表示は「PS/rpm」から「kW/rpm」へ、トルク表示は、「kgf・m/rpm」から「N・m/rpm」へ切り替わりました。〈 〉内は、旧単位での参考値です。
