目次

ここの桜開花時期は4月上旬〜中旬ごろ。小高い山一面に広がる桜は2,000本以上。元は採石場だった32ヘクタールもの跡地に地域住民が協力してソメイヨシノ、河津桜、シダレ桜などを植樹して現在に至っている。ちなみに管理育成や散策路の整備などを担う「虎山観桜会」のボランティアメンバーは120名を超える規模だそう。駐車場は無料ですが、入場にはこの活動に対する協力金(100円以上)が必要です。
東秩父村は埼玉県中程のやや西寄りの位置。秩父市の北東側に山を隔てて隣接する地域です。東側に小川町、西側に秩父、北方には長瀞町や寄居町に囲われた三角地帯。今回の座標点と下記住所は県道294号線(大内沢川と並行するところ)の北東側にある「虎山の千本桜」入口駐車場を示しています。県道から折れて大内沢川の橋を渡った直ぐのところ。
ちなみに関越自動車道の嵐山・小川インターチェンジ、あるいは花園インターチェンジから15Km(車で25分)ほどの距離です。駐車場に常設トイレはありません。ただ花見シーズン中は仮設トイレが設置されるもよう。また県道294号線を500m(車で1分)ほど北上した「堂平バス停」には駐車場と公衆トイレが、逆に南下し県道11号を行くと約3km(車で約4分)で道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」が利用できます。
傾斜地に雛壇のように広がる桜づくしの光景は圧巻。プチハイキング気分で楽しむのにちょうど良いロケーションです。駐車場から散歩気分で行ける広場までは200m程度ですが既に標高差は40m。奥にある不動の滝までは1,200m。さらに奥の最高地点までは1,650mの距離で、155mの標高差があります。
タイミング良く桜の満開時期にピタリと合うと幸運度は満点、テンションも爆上がりすることは請け合いです。同村には「虎山の千本桜」の他にも「大内沢 花桃の郷」と「白石地区 春の山里」という春花ざかりのスポットがあります。
下記観光サイトから最新情報を入手し、桜の開花状況に合わせて出かけてみることをお勧めします。
満開の桜はいつ見ても壮観。

桜と山間の景色が美しい。

東秩父村公式観光サイト
URL:http://www.higashichichibu.jp/flower/cherry-blossoms
埼玉県秩父郡東秩父村坂本317(JR八高線「折原」駅から車で約10分/約6km)