インディアモーターサイクルの最新モデル「チーフテン・パワープラス112」が、大阪モーターサイクルショーで日本初公開

インディアンモーターサイクルの水冷V型2気筒OHCエンジン「PowerPlus」がさらにパワーアップして112キュービックインチ(1834cc)仕様が登場。2025モデルからバガーモデルで選択可能になった。
日本国内では初お披露目となったチーフテン・パワープラス112

2019年に誕生したバガーモデルに搭載された、自社製の水冷エンジン「PowerPlus108」は、排気量108キュービックインチ(1768cc)の水冷60度V型2気筒OHC4バルブのショートストロークで、最高出力は112hp、最大トルクは178Nmとパワフルさを誇るエンジンだ。このPowerPlusエンジンをさらにパワーアップした「PowerPlus112」が、2025年モデルから選択できるようになった。3月21日から23日まで開催された大阪モーターサイクルショーのインディアンモーターサイクルブースでは、PowerPlus112を搭載した「CHIEFTAIN POWER PLUS 112」が日本初公開となった。

最高出力126hp、最大トルク181Nmを発揮する112キュービックインチのパワープラス112

インディアンやハーレーダビッドソンのバガーモデルがその速さを競うアメリカのシリーズレース「King of BAGGERS」の2024シーズンで優勝した車両に搭載される、排気量112キュービックインチ(1834cc)のエンジンは、最高出力126hp、最大トルクは181.4Nmを発生するパワフル&トルクフル。チーフテン・パワープラスシリーズとチャレンジャーリミテッド ウイズ 112パッケージに搭載されている。クラシカルなスタイルながら高度な電子制御デバイスを搭載し、強大なトルクも扱いやすく、快適にライディングできるのも特徴だ。

独特な形状のフェアリングはロングライドでも疲れを感じさせない
テールランプはウインカー兼用のシンプルなタイプ。車体に対して非常にコンパクト

3月28日(金)から30日(日)まで開催される東京モーターサイクルショー、4月4日(金)から6日(日)まで開催される名古屋モーターサイクルショーにも出展されるので、迫力あるスタイルを実際の目で確かめてほしい。

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橘 祐一