目次
カワサキ・Ninja 1100 SX…177万1,000円〜
カワサキは、新型スポーツツアラーモデル「Ninja 1100SX」とそのスペシャルエディション「Ninja 1100SX SE」を2025年3月29日に発売する。Ninja 1100SXの価格は177万1,000円（税込）、Ninja 1100SX SEは198万円（税込）となっている。
これらのモデルは、1,098cm³の水冷4ストローク並列4気筒エンジンを搭載し、従来モデルから排気量を拡大。これにより、中低速域のパワーフィーリングが向上し、街乗りからロングツーリングまで、幅広いシーンでの快適な走行を実現している。
洗練されたデザインと快適性
新型Ninja 1100SXは、スポーティでダイナミックなNinjaシリーズのデザインを継承しつつ、アップライトなライディングポジションを採用。これにより、長距離ツーリング時の疲労軽減と快適性を向上させている。さらに、容量19Lのフューエルタンクを装備し、長距離走行時の給油回数を減少させる設計となっている。
高度なライダーサポートテクノロジー
Ninja 1100SXには、トラクションコントロールやクルーズコントロールなどの先進的なライダーサポートシステムが搭載されている。これらのシステムにより、さまざまな走行条件下での安全性と快適性が向上している。また、カワサキクイックシフター（KQS）を装備し、シームレスなギアチェンジが可能となっている。
スペシャルエディション「Ninja 1100SX SE」
「Ninja 1100SX SE」は、標準モデルに対し、ブレンボ社製のフロントブレーキディスクとM4.32キャリパー、ステンメッシュホースを採用。これにより、制動性能とフィーリングが向上している。さらに、オーリンズ社製のフルアジャスタブルS46リアサスペンションを装備し、路面追従性と乗り心地を高めている。サイドカウルには「1100SX」の立体エンブレムが施され、特別感を演出している。
新型Ninja 1100SXシリーズは、スポーツライディングとツーリング性能を高次元で融合させたモデルとして、多くのライダーに新たな走行体験を提供するだろう。
主要諸元
全長×全幅×全高：2,100mm x 805mm x 1,190mm (1,225mm) ※( )内はハイポジション時
軸間距離：1,440mm
最低地上高：135mm
シート高：820mm
車両重量：235kg
燃料タンク容量：19L
使用燃料：無鉛プレミアムガソリン
燃料消費率 (国土交通省届出値)：25.0km/L (60km/h・定地燃費値、2名乗車時)
燃料消費率 (WMTCモード値)：18.6km/L (クラス3-2、1名乗車時)
最小回転半径：3.1m乗車定員：2名
生産国：日本
型式：8BL-ZXT10H
メーカー保証：2年 (＋カワサキプラザ保証1年)
発売予定：2025年3月29日
最高出力：100kW (136PS) / 9,000rpm
最大トルク：113N･m (11.5kgf･m) / 7,600rpm
エンジン種類：水冷4ストローク並列4気筒
総排気量：1,098cm³
内径×行程：77.0mm x 59.0mm
圧縮比：11.8:1
弁方式：DOHC 4バルブ
燃料供給方式：フューエルインジェクション (ø38mm x 4)
点火方式：バッテリー＆コイル (フルトランジスタ点火)
潤滑方式：強制潤滑方式 / ウェットサンプ
エンジンオイル容量：4.0L
トランスミッション形式：常時嚙合式6段リターン
一次減速比：1.528 (81/53)
ギア・レシオ 1速：2.600 (39/15)
ギア・レシオ 2速：1.950 (39/20)
ギア・レシオ 3速：1.600 (24/15)
ギア・レシオ 4速：1.388 (25/18)
ギア・レシオ 5速：1.217 (28/23)
ギア・レシオ 6速：1.068 (31/29)
二次減速比：2.800 (42/15)
クラッチ形式：湿式多板 / マニュアルトランスミッション
動力伝達方式：チェーン
ホイールトラベル (前)：120mm
ホイールトラベル (後)：141mm
キャスター：24.0°
トレール：98mm
ステアリングアングル (左/右)：31° / 31
タイヤサイズ (前)：120/70ZR17M/C (58W)
タイヤサイズ (後)：190/50ZR17M/C (73W)
ブレーキ形式 (前)：ブレンボ製デュアルセミフローティングディスク(外径300mm)
キャリパー (前)：ブレンボ製M4.32モノブロック、ラジアルマウント対向4ピストン
ブレーキ形式 (後)：シングルディスク (外径260mm)
キャリパー (後)：シングルピストン
画像ギャラリー
