スズキが2025年安全運転スクールを拡充! 新設「リターンライダースクール」など全国で開催

2025年度のスズキ安全運転スクールは、昨年度に引き続き 「U30スズキセイフティスクール」、「スズキ北川ライディングスクール」を開催する。
2025年度 スズキ安全運転スクール開催

スズキが2025年度の安全運転スクールの開催概要を発表した。すでに好評の「U30スズキセイフティスクール」と「スズキ北川ライディングスクール」に加え、新たにリターンライダーや30歳以上の初心者を対象とした「スズキリターンライダースクール」を新設。幅広い層のライダーを対象に、安全運転技術の向上を目指したプログラムが全国で展開される。

リターンライダーや年齢層の高い初心者も安心! 新設スクールで基本から学べる

2025年度の大きな目玉は、新設される「スズキリターンライダースクール」だ。バイクブームの再来とともに増加するリターンライダーや、30歳以上のバイク初心者を対象としている。

このスクールでは、「走る・曲がる・止まる」といった基本操作から丁寧に指導。ブランクのあるライダーや初めてバイクに乗る人でも安心して参加できる内容となっている。全国3会場で開催され、各会場とも定員は20名。参加費は5,000円(税込)で、昼食、フリードリンク、傷害保険代が含まれる。レンタル車両の利用も可能だ。

開催日程は以下の通り。

  • 第1回:7月20日(日) 東日本自動車学校(宮城県塩釜市)
  • 第2回:9月2日(土) とよはし産業人材育成センター(愛知県豊橋市)
  • 第3回:10月26日(日) 近鉄自動車学校(大阪府松原市)

スクールは終日行われ、座学と実技を組み合わせたカリキュラムとなっている。ブレーキング、低速バランス、パイロンスラローム、コーススラローム等を通じて、実践的な技術を身につけることができる。

U30スズキセイフティスクールは若手ライダー向けに4会場で開催

昨年から継続して開催されている「U30スズキセイフティスクール」は、30歳以下の初心者ライダー向けのプログラム。安全に公道走行を行うための基本操作や予測運転などを楽しく学べる内容となっている。

参加条件はスズキ製二輪車で126cc以上のマニュアル車に限定(GSX-S/R125 ABSは参加可能)。ただし、免許取得後まだバイクを購入していない初心者には、レンタル車両(GSX250R)も用意されている。定員は各会場15名、参加費は5,000円(税込)。

開催日程は以下の通り。

  • 第1回:5月11日(日) とよはし産業人材育成センター(愛知県豊橋市)
  • 第2回:9月15日(月祝) 西鉄自動車学校(福岡県大野城市)
  • 第3回:10月25日(土) 近鉄自動車学校(大阪府松原市)
  • 第4回:11月16日(日) セイコーモータースクール(埼玉県ふじみ野市)

カリキュラム内容はリターンライダースクールと同様で、基本操作から応用テクニックまでを一日で学べる構成だ。

ベテランから初心者まで参加可能! 北川圭一監修の高度なテクニック講習も

より高度なライディングテクニックを学びたいライダー向けには「スズキ北川ライディングスクール」が開催される。このスクールは発足から18年目を迎え、元全日本ロードレースチャンピオンの北川圭一氏が監修。ビギナーからベテランまで幅広いライダーに対応し、スムーズなライディングテクニックの習得を目指す。

参加条件は普通二輪または大型二輪(AT限定除く)免許を持つライダーで、248cc以上のスズキ製ミッション車両が対象。レンタル車両も用意されている。プロテクター着用が必須となるなど、安全面にも配慮している。

開催は年4回、すべてとよはし産業人材育成センターで実施される。

  • 第1回:2025年6月8日(日)
  • 第2回:2025年9月28日(日)
  • 第3回:2025年11月23日(日)
  • 第4回:2026年3月8日(日)

参加費は18,900円(税込)で、保険料、昼食、飲み物が含まれる。定員は最大30名となっている。

申し込み方法と詳細情報

各スクールの申し込みは専用ウェブサイトから行える。

いずれのスクールも定員になり次第締め切られるため、参加希望者は早めの申し込みが望ましい。スクールに関する詳細情報は各公式WEBサイトで確認できる。

スズキは今後も安全運転の啓発活動を継続し、ライダーの技術向上を通じてバイクライフの充実と交通安全に貢献していく姿勢だ。

2025年度 スクール開催日程カレンダー

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部