4月14日発売!「ヤマNMAX ABS」2025年モデル

ヤマハ・NMAX…三十八万9,400円

ヤマハ発動機は、原付二種スクーター「NMAX ABS」の2025年モデルを2025年4月14日に発売する。メーカー希望小売価格は38万9,400円(消費税10%含む)。

新モデルは、エンジンやサスペンションの熟成、スタイリングの刷新、新デザインのLCDメーターの採用など、走行性能と外観品質の向上が図られている。

エンジンとサスペンションの熟成による走行性能の向上

「NMAX ABS」は、水冷・124cm³の“BLUE CORE”エンジンを搭載し、効率的な燃焼と高い冷却性、ロス低減を実現している。このエンジンは、走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を目指して開発された。また、前後サスペンションのセッティングを変更し、乗り心地とギャップ吸収性を追求。リアサスペンションはストローク量を5mm延長し、減衰力を調整することで、快適性を向上させている。

スタイリングの刷新と新デザインのLCDメーター

スタイリング面では、MAXシリーズの代名詞であるブーメラン形状のサイドカバーを一新。後方から前方に流れるようなデザインにより、エンジンから放たれ前に進むイメージを視覚的に演出している。また、サイドカバーの上下で形状に変化を付け、デザインにメリハリを与えている。

新デザインのLCDメーターは、イグニッションONで流れるアニメーションデザインやメーター表示が、走りへの衝動を掻き立て、ライダーの昂揚感を刺激する。望遠鏡で覗き込んだ時の集中するシーンをイメージした“テレスコープコクピット”デザインを採用している。

カラーリングは4色展開

カラーリングは4色展開で、“マットダークレディッシュグレー”、“グレー”、“マットダークグレー”、“ホワイト”が用意されている。“マットダークレディッシュグレー”は深みのあるレッドフレークが自然光の下できらめき力強さを主張し、“グレー”はトレンドを押さえた無機質でモダンな印象を与える。“マットダークグレー”はホイールとグラフィックのブルーがアクセントとなりスポーティなパフォーマンスを想起させ、“ホワイト”は清潔感ある上品な配色となっている。

「NMAX ABS」は、欧州や日本で人気の「MAXシリーズ」のDNAを受け継ぎ、斬新なスタイルやスポーティな走りをコンパクトなボディに凝縮したシティコミューターとして、通勤や街乗りといった市街地の移動における快適性を追求している。 

主要諸元

認定型式/原動機打刻型式:8BJ-SEL1J/E34XE
全長/全幅/全高:1,935mm/740mm/1,200mm
シート高:770mm
軸間距離:1,340mm
最低地上高:125mm
車両重量:132kg
燃料消費率:国土交通省届出値
定地燃費値:51.7km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値:49.1km/L(クラス1) 1名乗車時
原動機種類:水冷・4ストローク・SOHC・4バルブ
気筒数配列:単気筒
総排気量:124cm3
内径×行程:52.0mm×58.7mm
圧縮比:11.2:1
最高出力:9.0kW(12PS)/8,000r/min
最大トルク:11N・m(1.1kgf・m)/6,000r/min
始動方式:セルフ式
潤滑方式:ウェットサンプ
エンジンオイル容量:1.00L
燃料タンク容量:7.1L(無鉛レギュラーガソリン指定)
吸気・燃料装置/燃料供給方式:フューエルインジェクション
点火方式:TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式:12V, 6.0Ah(10HR)/YTZ7V
1次減速比/2次減速比:1.000/10.208(56/16×35/12)
クラッチ形式:乾式,遠心,シュー
変速装置/変速方式:Vベルト式無段変速/オートマチック
変速比:2.386〜0.748:無段変速
フレーム形式:バックボーン
キャスター/トレール:26°00′/98mm
タイヤサイズ(前/後):110/70-13M/C 48P(チューブレス)/130/70-13M/C 63P(チューブレス)
制動装置形式(前/後):油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後):テレスコピック/ユニットスイング
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ:LED/LED
乗車定員:2名

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