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ザ・バイクシリーズ No.44 カワサキZ1-R ’77 カスタム
価格:3300円(10%消費税込) 2022年2月発売予定
カワサキZ1-R(ゼットワン アール)は、1977年(昭和52年)に製造。“78年モデル”として、欧米に輸出発売されたモデル。1972年(昭和47年)に発売され、欧米を中心に爆発的ヒットとなった、丸みを帯びた外観のZ1(900 Super4/通称ゼットワン)とは一線を画す、直線的で角張ったフォルムが特徴だ。
フロントビキニカウル、角張ったガソリンタンク、4in1の集合マフラー、フロントWディスクブレーキを装備したZ1-R。そのフォルムは、当時ヨーロッパで人気だったカフェレーサーそのもの。ティアドロップ型ガソリンタンクを装備したZ1とは異なる、直線的で角張ったZ1-Rは、ユーザーからは「硬派」なイメージに捉えられて人気を獲得。 Z1-R発売以降、四角いフォルムのカワサキZシリーズは、「漢(おとこ)・カワサキ」として支持された。
エンジンは、Z1の空冷4サイクルDOHC2バルブ4気筒エンジンをベースに、1015ccへ排気量アップ。最高出力は90馬力/8,000rpm、最大トルクは 8.7kg-m/7,000rpm。ボア×ストロークはΦ70mm×66mm、圧縮比は8.7。ミッションは5速を採用。
車体は「鉄馬」と呼ぶにふさわしい、大柄かつヘビーな仕様で、全長×全幅×全高は2,235mm×800mm×1,295mm、ホイールベースは1,505mm、車重は246kg。ホイール径は前後18インチとし、タイヤサイズは前3.50-18、後4.00-18に設定。
カワサキ Z1-R登場から2年後の1979年(昭和54年)、空冷4スト4気筒エンジンを搭載した、カワサキの大排気量Zシリーズ(本編のZシリーズは、ロケット風のフルカウル、バックステップ、一文字ハンドルなどでカスタマイズ)をメインに登場させたオーストラリア映画「マッドマックス(ジョージ・ミラー監督/メル・ギブソン主演)」が世界的に大ヒット。国内はもちろん、全世界でカワサキZシリーズの人気に拍車がかかった。
Z1-Rから始まった角張ったデザインのZシリーズは、国内ではZ750FXやZ400FXなどに継承。’70年代後半~’80年代前半に発売されたこれらのZシリーズは、2021年現在、超お宝モデルとして驚くほどの高値で取り引きされている。
’70年代や’80年代に青春時代を過ごしたライダーはもちろん、ビンテージバイク好きにとっても魅力的な伝説のZ1-Rのフルカスタム仕様を、1/12スケールで再現したのが写真のプラモデル「カワサキZ1-R ’77 カスタム」。質感を高めるゴム製タイヤに加え、ワイヤー・ホース類にはビニールパイプを採用。2021年12月発売予定。
商品詳細
ブランド:AOSHIMA
仕様:プラモデル
シリーズ:ザ・バイク No.44
スケール:1/12
発売月:2022年2月発売予定
価格:3300円(10%消費税込)
JANコード:4905083063965
発売元:株式会社 青島文化教材社
https://www.aoshima-bk.co.jp/
≪注意≫
※写真は試作品。実際の商品とは仕様が異なる場合があります。
カワサキ Z1-R 主要スペック
全長×全幅×全高 | 2,235mm×800mm×1,295mm |
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軸間距離 | 1,505mm |
車重 | 246kg |
エンジン形式 | 空冷4ストロークDOHC2バルブ4気筒 |
エンジン排気量 | 1,015cc |
ボア×ストローク | 70mm×66mm |
圧縮比 | 8.7 |
最高出力 | 90ps/8,000rpm |
最大トルク | 8.7kg-m/7,000rpm |
変速機型式 | 5段リターン |
点火方式 | バッテリー |
始動方式 | セル/キック |
最低地上高 | 125mm |
シート高 | 815mm |
タイヤ | 前3.50H-18 後4.00H-18 |