この新型250cc、欲しいかも!|ハスクバーナSVARTPILEN 250に乗った。

ハスクバーナの2020モデルとして「SVARTPILEN 250(スヴァルトピレン250)」が新たに加わった。
先にデビューした401との違いなども含め、都会の街で試乗してみた印象をお届けしたい。

REPORT●ケニー佐川(SAGAWA Kentaro)
PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)

※2020年6月3日に掲載した記事を再編集したものです。
価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。

SVARTPILEN 250ディテール解説

ハスクバーナSVARTPILEN 250
水冷4スト単気筒DOHC4バルブ248.8ccエンジンから最高出力23 kW(31 PS)/ 9,000 rpmを発揮。6速ミッションでアンチホッピングクラッチを装備する。ちなみにスペックは250DUKEと共通だ。
ハスクバーナSVARTPILEN 250
ラジエター横にさりげなくデザインされたフラッシュイエローのオーバル状サークルが印象的。よく見るとタンクサイドに突出したプロテクター兼ロゴと共通イメージになっている。独特のデザインセンスが光る。
ハスクバーナSVARTPILEN 250
フロント足まわりはWP製APEX 43倒立フォークに、ブレンボの小排気量向けブランド「BYBRE」製の4ピストンラジアルキャリパー&φ320mmシングルディスクを採用。ボッシュ製ABSを標準装備するなど本格的。
ハスクバーナSVARTPILEN 250
リアサスはWP製APEXを採用。リンクを介さないシンプルな直押しタイプのモノショックだ。を採用。スイングアームとの締結部にピロボールを使い作動性と路面追従性を向上させている。プリロード調整機構付き。
ハスクバーナSVARTPILEN 250
リアブレーキもBYBRE製のシングルピストンキャリパー&φ230㎜ディスクを装備し、ホイールにはフロントと同形状の8本スポークの軽量アルミ鋳造タイプを採用。インド最大のタイヤメーカーMRF製のデュアルパーパスタイヤとのマッチングも良好だ。
ハスクバーナSVARTPILEN 250
丸型のヘッドライトを含む灯火類はクールで軽快感のあるフルLEDタイプ。クラシックとモダンが融合した独特の世界観がユニークだ。
ハスクバーナSVARTPILEN 250
樹脂製ダミータンクアルミ上面のフラットなスペースを利用したラゲッジラックを標準装備。軽量な荷物を搭載できるだけでなくヘビーデューティな印象もアップ。アルミ製ロゴ入りタンクキャップも高級感のある作りだ。
ハスクバーナSVARTPILEN 250
樹脂製ダミータンクアルミ上面のフラットなスペースを利用したラゲッジラックを標準装備。軽量な荷物を搭載できるだけでなくヘビーデューティな印象もアップ。アルミ製ロゴ入りタンクキャップも高級感のある作りだ。
ハスクバーナSVARTPILEN 250
ハスクバーナSVARTPILEN 250
コンパクトにデザインされたLEDテールランプとウインカー。グラブバーも含めて水平基調で揃えるなど、細かいディテールにもこだわりが見える。
ハスクバーナSVARTPILEN 250
スタビライザーが付いたオフロードタイプのハンドルバーとライザー、オーソドックスな丸形バックミラーの組み合わせがレトロっぽい。
ハスクバーナSVARTPILEN 250
円形メーターの中にデジタルディスプレイを配するなどサークルを基調としたデザインがここにも見られる。表面左側にスイッチを埋め込むなど機能的かつユニークだ。
左右グリップまわりのスイッチボックスもシンプルだ。グリップに入ったハスクのロゴがさりげなくブランドを主張。
ハスクバーナSVARTPILEN 250
ハスクバーナSVARTPILEN 250
エンジンハンガーやステップホルダーなどの機能性パーツにも凝った意匠のアルミ材が使われている。こうした細かいこだわりがオーナーには嬉しいはず。

ライダー紹介

ハスクバーナSVARTPILEN 250
佐川健太郎
ケニー佐川

佐川健太郎(ケニー佐川)

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。

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