見た目で選んで損はナシ! ランブレッタ・V125 スペシャルはちょっぴりプレミアムな存在だ。

イタリアの名門ブランド。販売実績や知名度ではベスパに分があるものの、モダンなデザインセンスには定評があった。2017年EICMA(ミラノショー)で新生ランブレッタが復活。このV Specialシリーズには50、125、200、3種のエンジンを搭載。8色ものボディカラーが揃えられ豊富なバリエーション展開を披露している。

REPORT●近田 茂(CHIKATA Shigeru)
PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
取材協力●株式会社サイン・ハウス

※2020年4月24日に掲載した記事を再編集したものです。
価格や諸元カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。

ディテール解説

ランブレッタ・V125
上下にセパレートされたヘッドランプデザイン。下がハイビーム、上がロービームを担う。どこか歯科治療台の照明を彷彿とさせる多面リフレクタータイプだ。
ランブレッタ・V125
写真はFlex Fenderタイプ(可動式)。タイヤは110/70/12インチサイズ、インドネシア産ピレリ製のANGEL SCOOTER。φ220mmのシングルディスクブレーキには2ピストン・ピンスライド式油圧キャリパーを装備。ブレーキホースはエアロクィップタイプが奢られている。
ランブレッタ・V125
空冷単気筒エンジンにはベルトドライブ機構を内臓したCVT(自動無段変速機)を採用。
ランブレッタ・V125
後輪はピレリ製ANGEL SCOOTERの120/70-12インチ。オーソドックスなブラックマフラーにはヒートガード(マフラーカバー)が装備されている。
ランブレッタ・V125
左側片支持タイプのユニットスイング式サスペンション。モノショックは3段階プリロード調節ができる。シングルディスクローターはφ220mm。シングルピストンのピンスライド式油圧キャリパーが採用されている。
ランブレッタ・V125
キチンとデザインされたハンドル周辺およびレッグシールド・インナーパネル。鍵穴周辺の仕上がりもなかなか美しい。
ランブレッタ・V125
オリジナルのデザインが感じられるハンドル左側スイッチ。上はヘッドライトの光軸を切り替えるディマースイッチにプッシュ式パッシングライトスイッチが組み込まれている。
ランブレッタ・V125
対称的デザインの右側スイッチ。下がエンジン始動用のスタータースイッチ。その上はメーターディスプレイのモード選択用だ。
ランブレッタ・V125
電気式アナログメーターと大きな液晶ディスプレーを縦に重ねたコンビネーションメーター。上がスピードメーターで、下のデジタル表示が回転計。電圧計やクロックの表示もある。
ランブレッタ・V125
膝前にあるグローブボックスの蓋は下側ヒンジで手前に開く。中の右側に見える黄色いスイッチは盗難抑止効果を狙ったエンジンキルスイッチ。スマホの充電ができるUSB電源ソケットもある。
ランブレッタ・V125
赤いステッチだけでなく、タグまで縫い付けられたこだわりデザインのダブルシート。見た目に薄手のクッションだが手の込んだ表皮が奢られて座り心地は良い。シート前端下部にはコンビニフックを装備、引き出し式の独自デザインだ。
ランブレッタ・V125
前ヒンジでシートを開けると楕円形状の収納BOXがある。後方には燃料給油口があり、つまみを起こして回すタイプのアルミキャップが採用されていた。
ランブレッタ・V125
シート下収納ボックスは脱着式、バケツ状ケースがピタリと落とし込まれている。持ち上げるだけで簡単に取り外せ、エンジンや主要部品へのアクセスが楽である。
ランブレッタ・V125
いかにもレトロチックな雰囲気を醸すテールビュー。テールランプはLED式だ。

主要諸元

エンジン種類:空冷4ストローク単気筒
排気量:124.7㎤
圧縮比:10.7:1
燃料供給方式:電子制御燃料噴射
最高出力:7.5kW@8500rpm
最大トルク:9.2Nm@7000rpm
燃料消費率:35.7km/L
排出ガス対応:Euro4
点火装置:ECU
始動方式:セル式
最高速度:95km/h
変速装置:CVT
駆動方式:ベルト

全長:1890mm
幅:735mm
高さ:1115mm
ホイールベース:1340mm
シート高:770mm
タンク容量:6L ± 0.2L

タイヤ(前/後):110/70-12/120/70-12
サスペンション(前/後):テレスコピックフォーク/片持ち式サスペンションシステム
ブレーキ(前/後):油圧式ディスクブレーキØ220m(CBS)/油圧式ディスクブレーキØ220mm(CBS)

ライダープロフィール

ランブレッタ・V125
近田茂

近田茂

元モト・ライダー誌の創刊スタッフ編集部員を経てフリーランスに。約36年の時を経てモーターファン バイクスのライターへ。ツーリングも含め、常にオーナー気分でじっくりと乗り込んだ上での記事作成に努めている。

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著者プロフィール

近田 茂 近影

近田 茂

1953年東京生まれ。1976年日本大学法学部卒業、株式会社三栄書房(現・三栄)に入社しモト・ライダー誌の…