現行グロム(JC92)は旧型(JC61)と互換性がないパーツが多々あるが、ホイールもその一つだ。正確にはドリブンスプロケのハブボルト径やアクスルシャフトのサイズが異なるのだが、旧型用ホイールを流用するのが難しかった。
そんな中、ようやくオーヴァーレーシングプロジェクツから鍛造ホイールがリリース! 同社はマフラーを筆頭にビレットパーツや操案系パーツなど様々なアイテムを開発しているけれど、ホイールも代表的なものとなっている。
アルミ鍛造とすることでバネ下重量の軽量化を実現し、さらに高い剛性によってタイヤのグリップ力をキープして旋回性を向上。高価ではあるが、それに見合った性能とルックスを獲得することができるのだ。
デザインは流麗な6本スポーク仕様の「GP-SIX」とY字スポークを鋭角に配した10本スポーク仕様の「GP-TEN」の2種類で、アルマイトカラーはシルバー、ブラック、ゴールドの3色をラインナップ。
サイズはフロント2.70-12、リヤが3.50-12となっており、前が少しスリムになっているが純正とほぼ同等だ(純正リム幅は前2.75、後3.50)。
ホイールセットにはホイールカラーが付属。前右側と後ろは純正カラーを使用する。また、純正ダストシールは前左側のみNSF100用が別途必要。
グロムはレースでも使用される原付MTの入門機にもなっており、ストリートからワインディング、サーキットまで幅広く活躍! ポテンシャルを一気に高められる鍛造ホイールは要注目だ。