目次
ディテール解説
クリアレンズとマルチ反射鏡、そしてH4ハロゲンバルブ(60/55W)を採用した大型ヘッドランプを装備。林道散策にも不足の無い光量確保を狙ってデザインされたと言う。
リーディングアクスルのフロントフォークはφ37mmの正立式。ストロークは158mmになった。シングルディスクブレーキのローターサイズはφ265mm。2ピストンのピンスライド式油圧キャリパーが採用されている。
高張力スチール製の角パイプと丸パイプが組み合わされたセミダブルクレードルフレームには、空冷OHC2バルブの232cc単気筒エンジンを搭載。
右サイドに導き出されたアップマフラー。いかにもオフロード車らしいデザインに仕上げられている。
ボトムリンク式のニューユニトラックサスペンションを採用。リヤのモノショックは角形スイングアームのピボット付近(車体中央寄り)にマウントされている。ホイールトラベルは166mmを稼ぎだす。ブレーキローターサイズはφ220mm。
試乗車にはオプションのファットタイプハンドルバー(12,320円)が装備されていた。
こちらは標準のハンドルブレース付きハンドルバー。(写真は2019年登場のKLX230)
モノクロ液晶ディスプレイを装備。デジタル表示のスピードメーターを始め、オドやデュアルトリップ、燃料計、時計が表示される。
それなりに大きなレンズデザインが印象的なテールの灯火類。いずれも普通の電球式が採用されている。
細身の車体デザインはいかにもスポーツバイクらしい。
主要諸元
型式:2BK-LX230A
全長×全幅×全高(mm):2,080×835×1,110
軸間距離(mm):1,360
最低地上高(mm):210
シート高(mm):830
キャスター:27.5°
トレール(mm):116
エンジン種類:空冷4ストローク単気筒
弁方式:SOHC 2バルブ
総排気量(cm³) :232
内径×行程(mm):67.0×66.0
圧縮比: 9.4:1
最高出力 (kW/rpm):14(19PS)/7,600
最大トルク(N・m/rpm):19(1.9kgf・m)/6,100
始動方式 :セルフスターター
点火方式 :バッテリ&コイル(トランジスタ点火)
バッテリー:12V6Ah(10HR) YTX7A-BS
潤滑方式 :ウェットサンプ
エンジンオイル容量(L):1.3
燃料供給方式:フューエルインジェクション
トランスミッション形式:常噛6段リターン
クラッチ形式:湿式多板
後輪駆動方式:チェーン
ギヤ・レシオ :
1速:3.000 (39/13)
2速:2.066 (31/15)
3速:1.555 (28/18)
4速:1.260 (29/23)
5速:1.040 (26/25)
6速:0.851 (23/27)
一次減速比/二次減速比:2.870(89/31) / 3.214(45/14)
フレーム形式:セミダブルクレードル
懸架方式 (前/後):テレスコピック(インナーチューブ φ37mm)/スイングアーム(ニューユニトラック)
ホイールトラベル(前/後mm):158/168
タイヤサイズ(前/後):2.75-21 45P/4.10-18 59P
ホイールサイズ(前/後):21×1.60/18×1.85
ブレーキ形式(前/後):シングルディスク(φ265mm)/シングルディスク(φ220mm)
ステアリングアングル(左/右):45°/ 45°
車両重量(kg):136
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量(L):7.4
乗車定員:2名
燃料消費率(km/L):38.0(60km/h定地燃費値・2名乗車時)
WMTCモード値(km/L):33.4
最小回転半径(m):2.2
生産国:インドネシア共和国
試乗後の一言!
跨った瞬間に印象が違う、そのとっつき易さが魅力的。