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ヤマハ・X FORCE ABS……396,000円(消費税10%を含む)
「X FORCE ABS」は、“Master of Street Scooter”をコンセプトに、通勤・通学に快適・便利かつ乗って楽しいモデルとして開発した。主な特徴は、
1)トラクションコントロールシステムを採用した、走りの楽しさと燃費・環境性能を両立する“BLUE CORE”エンジン
2)静粛なエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」および全域でのハイパワーに貢献する「VVA(可変バルブ)」
3)軽量・高剛性の新フレームとスポーティな走行を支える足回り
4)ストリートモタードを表現した斬新なスタイリング
5)着信通知や燃費管理が可能なスマートフォン専用アプリへの対応など。
なお、本製品の製造はヤマハモーター台湾で行う。
※ BLUE CORE:ヤマハ発動機株式会社は、“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想として、2014年より“BLUE CORE” を掲げています。 この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもので、「X FORCE ABS」のエンジンもこの“BLUE CORE”思想に基づき開発しました。商標登録第5676267号。
価格、発売日
- 名称:ヤマハ・X FORCE ABS
- カラー:
・マットダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック2(マットグリーン)
・マットダークパープリッシュブルーメタリック1(マットブルー)
・ブルーイッシュホワイトパール1(ホワイト)
・ブラックメタリックX(ブラック) - 発売日:2022年6月28日
- メーカー希望小売価格:396,000円(消費税10%を含む)
- 販売計画:3,000台(年間・国内)
ヤマハ・X FORCE ABS/4つのカラーリング
X FORCE ABSの主な特徴
1)トラクションコントロールシステムを採用した走りの楽しさと燃費・環境性能を両立する“BLUE CORE (ブルーコア)”エンジン
高燃焼効率、ロス低減、冷却性の3点を照準に開発し、走りの楽しさと燃費・環境性能を両立させる“BLUE CORE”エンジンを搭載した。
燃焼室は、パワーと燃費の両立を図るためコンパクトに設計。高効率燃焼のポイントとなる圧縮比は、11.6:1とし、混合気のタンブル(縦渦)を効果的に生成させ、FIセッティングとの相乗効果で高出力と低燃費を備えている。
また、未舗装路等で後輪空転の兆候が検知されると、点火時期・燃料噴射量を統合制御し、滑らかな発進性・走行性をサポートするトラクションコントロールシステムを搭載している。
2)静粛なエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」/全域でのハイパワーに貢献する「VVA(可変バルブ)」
エンジンには「Smart Motor Generator」を搭載しました。始動時はスターターモーターとして機能し、走行時はジェネレーターとして働きます。従来のスターターモーターと減速ギアが不要となり、軽量・コンパクト化と静かなエンジン始動を実現している。
また、VVA(Variable valve actuation=可変バルブ)も採用。低速向けと中高速向けのカム(吸気側)のリフト量が切り替わる機構で、相互にトルクカーブを補完し全域で優れたトルク特性を発揮する。
3)軽量・高剛性の新フレームとスポーティな走行を支える足回り
スタイルと走行性、そして快適性をバランスさせた新設計の軽量・高剛性鋼管フレームを採用。最適なセッティングを施した前後サスペンションなどにより、キビキビとした軽快な走行が楽しめる。
新設計の前後13インチ軽量ホイールは、フロントφ267mm、リアφ230mmの大径ウェーブのブレーキディスクを採用しスポーティな走りを支えます。また、前後独立式のABSを装備した。
4)ストリートモタードを表現した斬新なスタイリング
前後オーバーハングを短くし、フロントは力強さ、リアは軽さを表現した斬新なスタイリングとした。特にリア周りはセパレートリアフェンダーにより軽快感を強調している。
また、荷重をかけやすい幅広なモタード風のバーハンドルや質感とグリップ力を高めたフラットシートなどにより、快適性と運動性をバランスさせ、日常的な取り回しやすさとスポーツ性を両立している。
5)着信通知や燃費管理が可能なスマートフォン専用アプリへの対応
本モデルは、専用アプリ「YAMAHA Motorcycle Connect(略:Y-Connect)」をインストールしたスマートフォンとのペアリングが可能だ。ペアリングにより次のような機能が拡充する。
(1)車両メーターへのスマートフォン通知の表示・電話やメールの着信、スマートフォンのバッテリー残量などを表示
(2)スマートフォン画面のサブメーター利用・エンジン回転数、スロットル開度、エコ運転状況などを表示
(3)オイル・バッテリーのメンテナンス推奨時期のお知らせ
(4)燃費管理
(5)車両の最終駐車位置確認
ヤマハ「X FORCE」主要仕様諸元
認定型式/原動機打刻型式:8BK-SG79J/G3S5E 全長/全幅/全高:1,895mm/760mm/1,120mm シート高:815mm 軸間距離:1,340mm 最低地上高:125mm 車両重量:130kg 燃料消費率(*1):国土交通省届出値 定地燃費値(*2)…48.1km/L 2名乗車時 WMTCモード値(*3)…40.9km/L(クラス2 サブクラス2-1)1名乗車時 原動機種類:水冷, 4ストローク, SOHC, 4バルブ 気筒数配列:単気筒 総排気量:155㎤ 内径×行程:58.0×58.7mm 圧縮比:11.6:1 最高出力:11kW(15PS)/8,000r/min 最大トルク:14N・m(1.4kgf・m)/6,500r/min 始動方式:セルフ式 潤滑方式:ウェットサンプ エンジンオイル容量:1.00L 燃料タンク容量:6.1L(無鉛レギュラーガソリン指定) 吸気・燃料装置/燃料供給方式:フューエルインジェクション 点火方式:TCI(トランジスタ式) バッテリー容量/型式:12V,6.5Ah(10HR)/GT7B-4 1次減速比/2次減速比:1.000/10.208 (56/16 x 35/12) クラッチ形式:乾式, 遠心, シュー 変速装置/変速方式:Vベルト式無段変速/オートマチック 変速比:2.281~0.717:無段変速 フレーム形式:アンダーボーン キャスター/トレール:26°30′/99mm タイヤサイズ(前/後):120/70-13M/C 53P(チューブレス)/ 130/70-13M/C 57P(チューブレス) 制動装置形式(前/後):油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ 懸架方式(前/後):テレスコピック/ユニットスイング ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ:ハロゲンバルブ(12V,55W×2) 乗車定員:2名