X FORCE ABS|ヤマハから155ccの新型スクーターが登場!

ヤマハ発動機株式会社は、水冷・155cm3の“BLUE CORE (ブルーコア)※”エンジンをスポーティで斬新なスタイリングのボディに搭載した軽二輪スクーターの新製品「X FORCE ABS」を6月28日に発売する。

ヤマハ・X FORCE ABS……396,000円(消費税10%を含む)

「ヤマハ・X FORCE ABS」/左よりマットグリーン、マットブルー、ホワイト、ブラック

「X FORCE ABS」は、“Master of Street Scooter”をコンセプトに、通勤・通学に快適・便利かつ乗って楽しいモデルとして開発した。主な特徴は、
1)トラクションコントロールシステムを採用した、走りの楽しさと燃費・環境性能を両立する“BLUE CORE”エンジン
2)静粛なエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」および全域でのハイパワーに貢献する「VVA(可変バルブ)」
3)軽量・高剛性の新フレームとスポーティな走行を支える足回り
4)ストリートモタードを表現した斬新なスタイリング
5)着信通知や燃費管理が可能なスマートフォン専用アプリへの対応など。
 なお、本製品の製造はヤマハモーター台湾で行う。

※ BLUE CORE:ヤマハ発動機株式会社は、“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想として、2014年より“BLUE CORE” を掲げています。
この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもので、「X FORCE ABS」のエンジンもこの“BLUE CORE”思想に基づき開発しました。商標登録第5676267号。

価格、発売日

  • 名称:ヤマハ・X FORCE ABS
  • カラー:
    ・マットダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック2(マットグリーン)
    ・マットダークパープリッシュブルーメタリック1(マットブルー)
    ・ブルーイッシュホワイトパール1(ホワイト)
    ・ブラックメタリックX(ブラック)
  • 発売日:2022年6月28日
  • メーカー希望小売価格:396,000円(消費税10%を含む)
  • 販売計画:3,000台(年間・国内)

ヤマハ・X FORCE ABS/4つのカラーリング

ヤマハ・X FORCE ABS/マットダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック2(マットグリーン)
ヤマハ・X FORCE ABS/マットダークパープリッシュブルーメタリック1(マットブルー)
ヤマハ・X FORCE ABS/ブルーイッシュホワイトパール1(ホワイト)
ヤマハ・X FORCE ABS/ブラックメタリックX(ブラック)

X FORCE ABSの主な特徴

1)トラクションコントロールシステムを採用した走りの楽しさと燃費・環境性能を両立する“BLUE CORE (ブルーコア)”エンジン

 高燃焼効率、ロス低減、冷却性の3点を照準に開発し、走りの楽しさと燃費・環境性能を両立させる“BLUE CORE”エンジンを搭載した。
 燃焼室は、パワーと燃費の両立を図るためコンパクトに設計。高効率燃焼のポイントとなる圧縮比は、11.6:1とし、混合気のタンブル(縦渦)を効果的に生成させ、FIセッティングとの相乗効果で高出力と低燃費を備えている。
 また、未舗装路等で後輪空転の兆候が検知されると、点火時期・燃料噴射量を統合制御し、滑らかな発進性・走行性をサポートするトラクションコントロールシステムを搭載している。

2)静粛なエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」/全域でのハイパワーに貢献する「VVA(可変バルブ)」

 エンジンには「Smart Motor Generator」を搭載しました。始動時はスターターモーターとして機能し、走行時はジェネレーターとして働きます。従来のスターターモーターと減速ギアが不要となり、軽量・コンパクト化と静かなエンジン始動を実現している。
 また、VVA(Variable valve actuation=可変バルブ)も採用。低速向けと中高速向けのカム(吸気側)のリフト量が切り替わる機構で、相互にトルクカーブを補完し全域で優れたトルク特性を発揮する。

ヤマハ「X FORCE ABS」エンジンには「Smart Motor Generator」を搭載、VVA(Variable valve actuation=可変バルブ)も採用。

3)軽量・高剛性の新フレームとスポーティな走行を支える足回り

 スタイルと走行性、そして快適性をバランスさせた新設計の軽量・高剛性鋼管フレームを採用。最適なセッティングを施した前後サスペンションなどにより、キビキビとした軽快な走行が楽しめる。
 新設計の前後13インチ軽量ホイールは、フロントφ267mm、リアφ230mmの大径ウェーブのブレーキディスクを採用しスポーティな走りを支えます。また、前後独立式のABSを装備した。

4)ストリートモタードを表現した斬新なスタイリング

 前後オーバーハングを短くし、フロントは力強さ、リアは軽さを表現した斬新なスタイリングとした。特にリア周りはセパレートリアフェンダーにより軽快感を強調している。
 また、荷重をかけやすい幅広なモタード風のバーハンドルや質感とグリップ力を高めたフラットシートなどにより、快適性と運動性をバランスさせ、日常的な取り回しやすさとスポーツ性を両立している。

5)着信通知や燃費管理が可能なスマートフォン専用アプリへの対応

 本モデルは、専用アプリ「YAMAHA Motorcycle Connect(略:Y-Connect)」をインストールしたスマートフォンとのペアリングが可能だ。ペアリングにより次のような機能が拡充する。

(1)車両メーターへのスマートフォン通知の表示・電話やメールの着信、スマートフォンのバッテリー残量などを表示
(2)スマートフォン画面のサブメーター利用・エンジン回転数、スロットル開度、エコ運転状況などを表示
(3)オイル・バッテリーのメンテナンス推奨時期のお知らせ
(4)燃費管理
(5)車両の最終駐車位置確認

X FORCEにはCCU(Communication Control Unit)を搭載。専用アプリ「Yamaha Motorcycle Connect(Y-Connect)」をインストールしたスマートフォンと連携することで、さまざまな車両情報を提供。メーター表示機能の拡張や、メンテナンスタイミングのリコメンド機能などを付加することが可能になる。

ヤマハ「X FORCE」主要仕様諸元

認定型式/原動機打刻型式:8BK-SG79J/G3S5E
全長/全幅/全高:1,895mm/760mm/1,120mm
シート高:815mm
軸間距離:1,340mm
最低地上高:125mm
車両重量:130kg
燃料消費率(*1):国土交通省届出値 定地燃費値(*2)…48.1km/L 2名乗車時
WMTCモード値(*3)…40.9km/L(クラス2 サブクラス2-1)1名乗車時
原動機種類:水冷, 4ストローク, SOHC, 4バルブ
気筒数配列:単気筒
総排気量:155
内径×行程:58.0×58.7mm
圧縮比:11.6:1
最高出力:11kW(15PS)/8,000r/min
最大トルク:14N・m(1.4kgf・m)/6,500r/min
始動方式:セルフ式
潤滑方式:ウェットサンプ
エンジンオイル容量:1.00L
燃料タンク容量:6.1L(無鉛レギュラーガソリン指定)
吸気・燃料装置/燃料供給方式:フューエルインジェクション
点火方式:TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式:12V,6.5Ah(10HR)/GT7B-4
1次減速比/2次減速比:1.000/10.208 (56/16 x 35/12)
クラッチ形式:乾式, 遠心, シュー
変速装置/変速方式:Vベルト式無段変速/オートマチック
変速比:2.281~0.717:無段変速
フレーム形式:アンダーボーン
キャスター/トレール:26°30′/99mm
タイヤサイズ(前/後):120/70-13M/C 53P(チューブレス)/ 130/70-13M/C 57P(チューブレス)
制動装置形式(前/後):油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後):テレスコピック/ユニットスイング
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ:ハロゲンバルブ(12V,55W×2)
乗車定員:2名

ヤマハ「X FORCE ABS」フィーチャーマップ

ヤマハ「X FORCE ABS」フィーチャーマップ

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