素性を知れば納得! 「GSX-S1000」がカタナの“中身”になったワケ|スズキ

新型「カタナ」が注目を集めていますが、そのベースモデルとなったのが「GSX-S1000 ABS」です。スズキを代表する機種に、シャシーやエンジンが選ばれる実力の持ち主。大いに気になります、乗ってみました!

REPORT●青木タカオ(AOKI Takao) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)

※2019年07月07日に掲載した記事を再編集したものです。
価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。

GSX-S1000 ABSディテール解説

スズキGSX-S1000

輝度調整可能なLCDを用いた軽量設計となっているインストルメントパネル。ギヤ段数も表示し、トラクションコントロールの表示はOFF、そして1〜3まで。瞬間/平均燃費と残燃料走行可能距離も表示する多機能メーターとなっています。

スズキGSX-S1000

テーパー形状のアルミ製ファットバーハンドルはレンサル社製です。ハンドルまわりはマットブラック仕上げとし、高級感を演出。燃料タンク容量は17Lで、カタナより5Lも多くなっています。

スズキGSX-S1000

コンピュータ解析で調整しつつ、最終的には実際の走行で耳障りなどを探っていったエキゾーストノート。エキパイの太さや形状はもちろん、排気システム全体でサウンドチューニングが施されました。吸気音やセッティングもそこには含まれます。

スズキGSX-S1000

マスの集中化を図り、バンク角を稼ぐ形状としたショートサイレンサー。軽量6本スポークのアルミ製キャストホイールは前後17インチ。ダンロップ製のラジアルスポーツタイヤ「D214」を履きます。

スズキGSX-S1000

軽量かつ剛性の高いアルミ製スイングアームは、メインフレームと対比するとロングスイングアームとなり、トラクションの良さとスムーズな動きを両立しています。

スズキGSX-S1000

スリムでスポーティな前後セパレート型の専用シート。タンデムシート下には、ヘルメットのDリングをひっかけるヘルメットホルダーを備えています。

テスター:青木タカオ

スズキGSX-S1000
青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。最新バイク情報をビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説し、休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持されている。現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアにて執筆中、バイク関連著書もある。

キーワードで検索する

著者プロフィール

青木タカオ 近影

青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。最新バイク情報をビギナーの目線に絶えず立ち返…