DOT4よりもダイレクトなブレーキタッチに進化!信頼あるメイド・イン・ジャパンのDOT5.1ブレーキフルード【アクティブ】

バイク用パーツ&アイテムを展開する「アクティブ」から、DOT4よりもダイレクトなブレーキタッチを実現する「DOT5.1ブレーキフルード」が新発売。この商品は吸湿性が低いため、はっきりとしたディスクブレーキレバーのタッチ感になるのがポイント。レーサーはもちろん、さらなるスポーツ志向を目指すユーザーは要チェック!
REPORT●北秀昭(KITA Hideaki)

アクティブDOT5.1ブレーキフルード……2640円(容量500ml)/主成分:グリコール系

油圧式ディスクブレーキを動作させるブレーキフルード(ブレーキオイル)は、ブレーキキャリパー内のピストンを押し出し(ブレーキ作動)、緩める(ブレーキ解除)仕事をしているのが特徴。

特に急激なブレーキングを繰り返すサーキットやスポーツ走行では、ブレーキフルードは高温となり、過酷な状況に晒される。これに加え、ブレーキパッドとローターの熱が伝わってブレーキフルードが沸騰すると、オイル内に気泡が生じてしまい、ブレーキを作動させても気泡が潰れるだけでピストンが動かずにブレーキが効かなくなる、なんて危険な現象も生じる。

油圧式ディスクブレーキの仕組み。ブレーキフルードでブレーキキャリパーのピストンを動作させるのがポイント。
写真はフロントブレーキ用リザーブタンクにブレーキフルードを注入したNSR50。
フロントにブレンボ製4ピストンキャリパーを装着したモンキー50のカスタム車。

一般的にスポーツモデルに多用されているDOT4の純正ブレーキフルードは、ドライ沸点230℃以上・ウェット沸点155℃以上を確保されているが……。

今回、アクティブからリリースされたDOT5.1ブレーキフルードは、ドライ沸点260℃以上・ウェット沸点180℃以上という高水準の性能を発揮。高沸点かつ低温流動性に優れているため、ABS車両、またサーキット走行をするバイクにも超おすすめの仕様となっている。

規格ドライ沸点ウェット沸点粘度(-40℃以下)
DOT5.1260℃以上180℃以上900cst以下
DOT4230℃以上155℃以上1800cst以下

同ブレーキフルードは、DOT4指定の車両に使用可能。なお、GALE SPEEDキャリパー及びマスターシリンダーへの充填時の動作性を社内試験済み。交換頻度は2年に1度(車検ごと)でOKだ(※使用状況によって短期間での交換が推奨される場合があり)。

このブレーキフルードは、品質に妥協のない信頼あるメイド・イン・ジャパン。吸湿性が低いため、メーカーによれば、OT4よりもダイレクトなブレーキタッチに変貌しやすいのがポイント。レーサーはもちろん、ブレーキング性能にこだわるスポーツ志向のユーザーは要チェック!

アクティブのDOT5.1ブレーキフルードは茶色ではなく、超透明なのが特徴。
アクティブのDOT5.1ブレーキフルードのパッケージ。

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