2023年モデルのホンダCBR650R(欧州仕様車)。カラーは2色。
2023年の欧州仕様車は、グランプリレッドとマットガンパウダーブラックメタリックの2色あり。

ホンダCBR650Rは前モデルであるCBR650Fの進化版として開発された、フルカウル付きのスポーツモデル。同社のCBR600RRほど「ロードレース寄り」ではないが、サーキット走行も想定。ストリート色の濃いネイキッドモデルのCB650Rに比べ、より走りに特化したスタイリングやポジションが特徴だ。

水冷4ストロークDOHC直列4気筒648ccエンジンは、ネイキッドモデルのCB650Rと基本的に共通。「レスポンスと吹け上がりを向上させた官能的な直4フィール」を目指し、前モデルのCBR650Fに比べ、動弁系諸元、ピストン形状、吸排気系を見直して、中回転域から高回転域の出力特性を改善・向上させている。

ホンダCBR650Rを一言で表すと、「操縦を楽しむスポーツバイク」。ズバリこれです!|試乗レポート

CBR650Rは2019年3月15日から発売。今回の試乗車は2021年1月18日から新発売されたマイナーチェンジモデルだ。赤と黒の2タイプを揃えるカラーバリエーション・パターンは同じだが、カラーリングが一新された他、一部デザインも変更。フロントフォークも熟成された。 REPORT●近田 茂(CHIKATA Shigeru) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) 取材協力●株式会社 ホンダモーターサイクルジャパン ※2021年4月18日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。

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2023年モデル(欧州仕様車)の見どころズバリ!

グランプリレッド

2023年の欧州仕様車は、グランプリレッドとマットガンパウダーブラックメタリックの2色をラインナップ。また、エンジンカラーは前モデルのブラック×ゴールドのツートンから、ブラック一色に統一。リアショックのスプリングはイエローからレッドに変更され、イメージを一新した。

なお、欧州仕様はクイックシフター、シングルシートカウル、スモークハイスクリーン、タンクパッドがセットされた「スポーツパック」。クリアハイスクリーン、グリップヒーターがセットされた「コンフォートパック」。タンクバッグ&アタッチメント、リアシートバッグ&アタッチメントがセットされた「トラベルパック」。以上のアクセサリーパックを3種スタンバイ。好み・用途・予算に合わせ、自由にセレクトできる。

マットガンパウダーブラックメタリック
新型はガソリンタンクとカウルにアクセントを効かせたブルーカラーのデザインを導入。

前モデル(国内仕様車)をチェック

グランプリレッド
エンジンはブラック×ゴールドのツートン、倒立型フロントフォークのアウターチューブはゴールド、リアショックのスプリングはイエローにカラーリング。
マットバリスティックブラックメタリック
【人気のミドルクラス600cc〜800cc】筆者がハヤブサからCBR650Rに乗り換えたワケ。

近年、バイクのジャンルでラインアップが充実してきたのが、排気量600cc〜800ccくらいのミドルクラスだ。フルカウルやネイキッドのスポーツモデル、ネオクラシックモデルにクルーザー、アドベンチャーモデルなどのツアラーまで、各メーカーからさまざまなタイプが発売されている。 せっかくバイクに乗るのであれば、リッターオーバーの大排気量バイクに憧れるライダーも多いだろう。だが、実は、初心者はもちろん、リターンライダーや長年バイクに乗るベテランなどにも、600cc〜800ccのミドルクラスはおすすめだといえる。なぜなら、これから紹介する、主に3つの「ちょうどいい」があるからだ。 ここでは、実際に、1300ccメガスポーツのスズキ「ハヤブサ」から、650ccフルカウルモデルのホンダ「CBR650R」に乗り換えた筆者の体験を交えながら、600cc〜800ccミドルクラスには、どんなメリットがあり、なぜおすすめなのかなどを紹介する。 REPORT●平塚直樹 PHOTO●本田技研工業、ヤマハ発動機、カワサキモータースジャパン、スズキ、平塚直樹

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