目次
エアクリーナーボックスのフタを開ける
まずはエアクリーナーエレメントの交換から。
最初にエアクリーナーボックスの蓋を開けるところからスタート。多くのメンテナンス系チャンネルでは省略されたり、早送りでササッと済まされるところだが、『moto medico TV』ではその手順や使用工具などを細かく紹介。
この丁寧さが視聴者にウケているのだ。
実際にカバーを開けると、エアクリーナーエレメントは相当汚れていて、即交換が必要な状態。カバー裏側には落ち葉が入り込んでいた(笑)。
エアクリーナーエレメントの交換
続いてエアクリーナーエレメントの交換。
ボックスにへばりついた状態なので、マイナスドライバーを使って丁寧に剥がしていく。その奥にあるメッシュプレートも紹介。
エアクリーナーボックス内の汚れをチェック。エレメント内にも関わらず、砂ぼこりなどがかなり入り込んでいるのが確認できた。
ボックスのフタの清掃・洗浄
まずは取り外したフタの清掃から。モトメディコ店主・山根さん曰く「メンテナンスの基本は清掃!」
外したパーツは基本的に洗う……これがmoto medico TVの真髄なのだ。
手順は、まずパーツクリーナーとウエスで縁の油汚れを落とし、そのあとに台所用マジックリンで中を洗う。
ちなみに動画内では単純作業の合間にも、山根さんのウンチク話が満載。早送りできない内容になっているのだ(笑)。
洗剤を洗い流す
しっかり汚れを落としたあとは、洗剤を洗い流す。
トレーを下に置き、スプレーボトルに入れたぬるま湯で洗剤を落としていく。
キッチンの流し台や洗面台だと家族がいい顔をしない……なんて人にも参考になる方法で洗い流してくれるのが、メンボー流である。
ボックスの清掃・洗浄
フタが綺麗になったところで、ボックス本体の清掃。
ボックスは大きなスペースと右下の小さなスペースに分かれていて、それぞれ微妙に洗い方が違う。
洗い流す際も「洗剤が乾く前!」など、細かいけれど役立つ知識が満載。スポンジとブラシの使い分けなどもレクチャーしている。
ドレンキャップを取り外す
ボックスの内の清掃はまだまだ続く……
エアクリーナーボックスにはドレンがあり、キャップで塞がっているのだが、これを取り外すのだ。
もちろん、ドレンキャップ内も清掃。
ドレン部分の清掃
もちろん、ドレンの穴も爪楊枝と綿棒を使って綺麗にする。
メッシュプレートの洗浄
一見すると綺麗に見えるメッシュプレートも、山根さん的にはアウト!
台所用マジックリンとスポンジを使って、丁寧に洗う。
新品エレメントの余分な油分を拭き取る
純正新品パーツにも手加減なし(?)
エレメントに多めについている油分を、新聞紙を使って除去。適度な湿り気に変更する。
新品エレメントの装着
エアクリーナーエレメントの装着手順。
基本的には外す時と逆だが、装着時のポイントを解説してくれるので、不安な人は要チェック!
ネジ山を傷めにくいネジの入れ方も紹介されている。
スパークプラグの交換
エアクリーナーが完了したら、スパークプラグ!
プラグメンテ用の窓の開け方からはじまり、工具の選定など、細かい箇所まで解説が続く。
プラグ交換「作業工程可視化バージョン」
先程の動画ではプラグの抜き方がわかりづらかったので、シート下トランクを外した「可視化バージョン」で再度プラグの取り外し。
このわかりやすさが好評なのだ!
プラグホールの清掃・洗浄
プラグもただ交換するだけでは終わらない! ……というわけで、プラグホールの清掃。
先程のエクステンションバーにウエスを巻き付けて、パーツクリーナーを少し塗布。
プラグホール入り口を軽く拭き上げる。
さらに新品プラグもただ取り付けるだけでなく、下準備をおこなうのがメンボー流。その準備とは?
答えは動画を見ていただきたい!
スパークプラグの装着
プラグの装着は、はじめの手回しや工具を使うタイミングをレクチャー。
エンジンに直結するパーツだけに慎重な作業を呼びかけている。
もちろん最後はプラグレンチの登場! moto medico TVでは規定トルクのある作業は、基本的にすべてトルク値を公開している。
なかには山根さんの長年の経験によるトルク値(おもに経年劣化のあるパーツやネジ)で締める場合もある。
プラグキャップの清掃
最後はプラグキャップを装着して終了! ……とはならないのが、moto medico TV!!
パーツクリーナーとウエス、綿棒を使って、プラグキャップの外側と内側をしっかり清掃。
合わせて、内部の破損などもチェック!!
エンジン始動チェック!
最後にエンジンを始動して、最終確認!
当然ながら、問題なくエンジンはかかり、絶好調!!
エアクリーナーエレメントとスパークプラグを交換したことにより、より良い吸気と点火を手に入れることができた。
読者のみなさんも、ぜひ動画と本記事を参考にしてチャレンジしてみてはいかがだろう?