1981年(昭和56年)にホンダから発売された原付スクーター「モトコンポ」は、1231ccのコンパクトカー「シティ」の搭載用として同時開発された、まったく新しいカテゴリーのトランクバイク。

モトコンポは超小型で軽量な車体(全長1185mm、乾燥重量42Kg)に、49ccで2.5馬力の空冷2サイクルエンジンを搭載。燃料やオイル、バッテリーなどの液洩れ防止機構や、折りたたみ式ハンドルやステップなど、トランクバイクとして使い勝手を配慮した設計としているのが特徴。

絶版バイク人気に伴い、程度の良い車両は驚くほどの価格で取り引きされるなど、現在でも多くのフリークに支持されている。モトコンポの詳細は下記をチェック!

ホンダ・モトコンポがシティのトランクに! サイズがピッタリすぎた理由。|Motor-Fan Bikes[モータファンバイクス]

1981年(昭和56年)にホンダから発売された原付モデル、モトコンポは、1231ccのコンパクトカーであるシティの搭載用として同時開発された、まったく新しいカテゴリーのトランクバイク。超小型で軽量な車体(全長1185mm、乾燥重量42Kg)に、49ccで2.5馬力の2サイクルエンジンを搭載。燃料やオイル、バッテリーなどの液洩れ防止機構や、折りたたみ式ハンドルやステップなど、トランクバイクとして使い勝手を配慮した設計としているのが特徴だ。REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

https://car.motor-fan.jp/article/10016259
5年で中古車価格が3倍以上 !? ホンダ・モトコンポが天井知らずの相場に!

1981年にトランクバイクというコンセプトで発売されたホンダ・モトコンポ。でも新車がサッパリ売れず、在庫処分的に大放出された過去を持つ。ところが近年、モトコンポの中古車相場が劇的に変化しているという。そこで実際に調べてみたら、とんでもないことになっていた!

https://motor-fan.jp/bikes/article/7017/

水冷2スト70ccエンジンを搭載した「Tidepod」 

エンジンは空冷式から水冷式に変更し、STAGE6のキットで70ccにボアアップ。フレームはトラス補強済み。
フロントブレーキはディスク化。ホイールはDJ1用を加工流用。
チャンバーはワンオフのステンレス製。サイレンサーはレーシーな2本出し仕様。
超ワイドなリアタイヤはDURO製のバギー用を選択。

「Tidepod」と名付けられた写真のモトコンポ改は、外装をオレンジ・イエロー・ホワイトベースのパウダーコートに塗装してレーシーな雰囲気を演出。エンジンは空冷式からスポーティな水冷式に変更し、STAGE6のチューニングキットで70ccにボアアップ。

吸気系はヨシムラ製YD-MJNΦ24キャブレター(デュアルスタック)、排気系はワンオフのステンレス製スポーツチャンバー(2本出し)を選択。ジェネレーターはレスポンスに優れたHPI製の軽量ローター(12V)とし、CDIは2mapを導入。

パワーアップにあたり、フレームはトラス補強。DJ1用を加工流用したホイール、ワンオフのステムに装着した正立型フロントフォーク、フロントブレーキのディスク化、ローダウン加工で足周りを強化。低めに抑えたカスタムハンドルや、オシャレな張り替え済みカスタムシート(アルカンターラ)も見逃せないところ。

40馬力を発揮する桜花、ボディはアルミ板!

高速道路走行もこなすモトコンポ改の「桜花」。ハンドルはショート加工済み。
水冷2ストローク149ccのエンジンは、インドネシアで発売中のカワサキKRR150用に載せ替え。マニュアル式6速ミッション、チェーン駆動を採用。ハンドルの左レバーは、ノーマルのリアブレーキからクラッチレバーに変更。
排気系はワンオフのスポーツチャンバーを採用。サイレンサー部は豪快にカチ上げたセンターアップ型に取り回し。リアブレーキは左レバー式から右フット式に変更。

ビス止めによるワンオフのアルミボディを身にまとった、超個性派のモトコンポ改「桜花」。エンジンはインドネシアで発売中のカワサキKRR150用をスワップ。水冷2ストローク149ccエンジン+マニュアル式6速ミッション+チェーン駆動を採用した桜花は、怒涛の40馬力を発揮。同車は公道走行のため、ナンバープレートを取得。一般道はもちろん、高速道路走行もこなせるパワーや走行安定性を確保している。

コンパクトなボディに合わせ、前後ホイールは8インチに設定。タイヤは前後とも3.50-8サイズをチョイス。フロントはワンオフ4点支持ステムに他車用正立型フォークを流用。リアはGクラフト製モノショック型アルミスイングアーム(スタビライザー付き)を導入。

前後ブレーキは制動性に優れたディスク式とし、フロントはBMW純正のブレンボ製2POTキャリパー+ラジアル14mmマスターシリンダー、リアはブレンボ製カニキャリパー+トリッカー純正マスターシリンダーを選択している。

60ccボアアップの「FedEX」

物流サービスの大手「FedEX」のイメージカラーを盛り込んだモトコンポ改。外観や足周りはノーマルのままとし、エンジンは60ccにボアアップ。テール部にはリアスポイラーを装備して、スポーティなイメージに仕上げている。

カブ・モンキー系のホンダ横型エンジンに載せ替えたモトコンポ改

ホンダの横型エンジンをスワップしたモトコンポ改。駆動方式はノーマルに採用のプーリー+Vベルト型(スクーター機構)から、変速機を備えたミッションエンジンならではのチェーン型に変更。左足のつま先で動作させるシフトペダルも導入済みだ。足周りは前後8インチアルミホイール、正立型フロントフォーク、アルミスイングアーム(スタビライザー付き)でカスタマイズ。

カラフルなモトコンポ改もお目見え!

マクドラルドカラーのモトコンポ改。正立型フロントフォーク、スポーツチャンバー、リアスポイラーなどでカスタマイズ。
ドクターペッパーカラーのモトコンポ改。リアスポイラーなどでカスタマイズ。
【問題です】モトコンポは何台写っているでしょう?|ここはモトコンポランドかな

現在、中古車相場が高騰していることをお伝えしたホンダのトランクバイク、モトコンポ。人気の理由は様々だが、そこには何か常人には計り知れないものがあるようだ。というのも、モトコンポにハマリ過ぎて何台も集めてしまったマニアがいると聞いたから。その膨大なコレクションを見せていただけることになったのでガレージへお邪魔すると、あるわあるわの大騒ぎ。ではここで問題。この人、何台のモトコンポを持っているのだろう?

https://motor-fan.jp/bikes/article/7512/
不思議な質感、木製モトコンポ。 ボディパネルをD.I.Yしました!

可愛らしいキャラで人気のモトコンポはオリジナルにこだわることなく、自分好みにカスタムして楽しむユーザーだって多い。小さくシンプルな構造だから、素人でもカンタンにイジれちゃうのがカスタム人気の理由だ。でもカスタムするなら人と同じじゃつまらない。そこで考え出したのが木製モトコンポ。純正より重くなってしまうけれど、世界に1台しかないカスタムモトコンポなんていかがだろう?

https://motor-fan.jp/bikes/article/7582/
改造モトコンポ、2.5psじゃ非力だからって50ps化はヤリすぎ|Motor-Fan Bikes[モータファンバイクス]

懐かしの原チャリ、ホンダ・モトコンポにカスタムを施し、50psオーバーの高出力化を果たしたこちらのマシン。その強大なエンジンパワーに対応するために、フレームまできっちり強化済みの本格的な作り込みとなっている。(PHOTO&REPORT:山田俊輔)

https://car.motor-fan.jp/article/10002845