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『軽さ』はすべてにおいて絶対的なメリット!どんな走りも楽しめるオールラウンダー
スズキGSX-8S……1,067,000円(消費税込み)
オートバイの楽しみ方は人それぞれで、絶対的なスペックを追い求めるのもロマンといえる。メーカーとしてはハイエンドモデルで具現化しているのだが、実際にはライダー自身の技量に見合う、乗って『楽しい』オートバイこそベストなパートナーだと多くのライダーが認識しているのだ。最近の125ccクラスの人気は、単に経済性だけのメリットではなく、そういった『自在に乗りこなす楽しさ』も背景にあるといえるだろう。
実際に125ccクラスに乗ると、気軽ではあるがパワーはない。自在に操れる『軽さ』と、ちょっぴり刺激的で使いこなせる『パワー』のバランスを見て、多くのライダーがミドルクラスの魅力を認識しているのだ。そんなミドルクラスに投入されたのが、新設計775cc並列2気筒DOHC4バルブエンジンを搭載するGSX-8S。スリムな車体は装備重量で202kgと軽く、ルックスは超刺激的なストリートファイター! 106万7000円とお値打ちなプライスとなれば、大型免許ビギナーからダウンサイジングを検討中のベテランまで、幅広く人気を集めそうだ。
絶妙なパッケージングに欲しい機能を全投入!最先端の電子制御で速さと乗りやすさを両立する
GSX-8Sに搭載される新設計エンジンには、量産二輪車で初めてクランク軸に対して90°に一次バランサーを2軸配置した「スズキクロスバランサー(特許取得)」を採用。Vツイン的な鼓動感が味わえる270°クランクながら、振動を抑えて軽量・コンパクト化を実現している。電子制御スロットルシステムとの連携でエンジンマネジメントは総合的にコントロールされ、技量や天候、疲労などを考慮して3つの走行モードが選択可能。3モード+OFFが可能なトラクションコントロールシステム、シフトアップ/ダウン双方向対応のクイックシフトシステム、発進や低速時のエンストを回避するローRPMアシストなど、実用的な電子制御がすべて投入されている。
スタイリングには最近のスズキらしいデザインエッセンスが盛り込まれており、シートレールやフレーム、エンジンなどの機能部品をあえて露出させることで無駄を削ぎ落としたメカニカル感を演出。特徴的な縦2眼ヘッドランプと左右のポジションランプ、テールランプにはLEDを採用し、オプションのLEDターンシグナルを装着すれば灯火類のフルLED化も可能だ。車体色はメインカラーのパールコズミックブルーをはじめ、パールテックホワイト、グラススパークルブラック/マットブラックメタリックNo.2の計3色が用意される。
主要諸元
型式:8BL-EM1AA 全長 / 全幅 / 全高:2,115mm / 775mm / 1,105mm 軸間距離 / 最低地上高:1,465mm / 145mm シート高:810mm 装備重量 ※1:202kg 燃料消費率 ※2: 国土交通省届出値 ※3 34.5km/L(60km/h) 2名乗車時 WMTCモード値 ※4:23.4km/L(クラス3、サブクラス3-2) 1名乗車時 最小回転半径:2.9m エンジン型式 / 弁方式:FRA1・水冷・4サイクル・2気筒 / DOHC・4バルブ 総排気量:775cm3 内径×行程 / 圧縮比:84.0mm × 70.0mm / 12.8:1 最高出力 ※5:59kW〈80PS〉 / 8,500rpm 最大トルク ※5:76N・m〈7.7kgf・m〉 / 6,800rpm 燃料供給装置:フューエルインジェクションシステム 始動方式:セルフ式 点火方式:フルトランジスタ式 潤滑方式:圧送式ウェットサンプ 潤滑油容量:3.9L 燃料タンク容量:14L クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング 変速機形式:常時噛合式6段リターン 変速比: 1速3.071 2速2.200 3速1.700 4速1.416 5速1.230 6速1.107 減速比(1次 / 2次):1.675 / 2.764 フレーム形式:ダイヤモンド キャスター / トレール:25°/ 104mm ブレーキ形式(前 / 後):油圧式ダブルディスク(ABS) / 油圧式シングルディスク(ABS) タイヤサイズ(前 / 後):120/70ZR17M/C(58W) / 180/55ZR17M/C(73W) 舵取り角左右:35° 乗車定員:2名 排出ガス基準:平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に