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下栗の里は標高1000mほどの高地にある集落。眼下にそこを望む展望台からの景色を見た時は、思わず南米はペルーにあるマチュピチュが思い出された。でもここの別名は「日本のチロル」だそう。長野県、中央自動車道の「飯田インターチェンジ」から、アップルロードいいだ(国道153号線)と県道251号線を経て、国道152号線を通る40kmほどの道のり。だいたい1時間20分もあれば到着するだろう。道路は整備されて走りやすいが、道は狭くガードレールが無いところもあって、滑りやすい雨天はリスクが大きい。せっかくの景色を楽しむ上でも晴天を選んで行きたいところ。
下栗の里にある駐車場はトイレはもちろん、観光案内所もあるので、食事や宿泊、そして何よりも絶景のビューポイントを聞いてみることがおすすめ。徒歩で20〜30分、林の中の遊歩道を登ると展望台がある。ポイントは3箇所あり、それぞれを回るガイドツアー(要予約)もあるので都合に合わせてゆっくりと大自然の散策を楽しむことができる。駐車場の近くには「高原ロッジ下栗」や食事処の「はんば亭」がある。また、152号を15kmほど南下すると道の駅「遠山郷」もある。見晴らしの良い周辺道路の南アルプスエコーラインも快適だが道幅が狭く、対向車にも出会うから十分に注意して進むよう気をつけたい。
秘境感漂う、細い山道を行く。
別名日本のチロル(南信州・遠山郷「下栗の里」)
長野県飯田市上村下栗(JR飯田線「平岡駅」から車で約50分)
飯田市上村下栗の里から徒歩で「天空の里」(ビューポイント)へ
下栗の里駐車場からは、歩いて20分ほど遊歩道を行くと地元住民の手造りで整備された天空の里ビューポイント(展望台)がある。下栗の里を見下ろすように一望できる。長閑で美しい光景と山の空気感に癒される。
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