絶版原付49ccのホンダ モンキー(FI仕様)1/12スケールの完成品モデル|2023年10月発売|アオシマ

プラモデルやホビーでおなじみの株式会社青島文化教材社(アオシマ)は、同社が展開するブランド「SKYNET(スカイネット)」より、1/12 完成品バイクシリーズから、ホンダ モンキー(49ccのFI仕様)の3色を2023年10月(予定)に発売する。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

アオシマ 1/12 完成品バイク Honda モンキー・リミテッド モンツァレッド……3,520円(消費税込み)

アオシマ 1/12 完成品バイク Honda モンキー・リミテッド ブラック……3,520円(消費税込み)

アオシマ 1/12 完成品バイク Honda モンキー プラズマイエロー……3,520円(消費税込み)

排ガス規制をクリアすることなく、惜しまれつつ生産終了となった49ccのホンダ モンキーは2018年(平成30年)、124ccになって見事に復活。モンキーは時代とともに、そのフォルムや仕様を変えて進化してきた。

さかのぼって「排ガス規制をクリアするには莫大なコストがかかる。そのため、モンキーは生産終了になるかもしれない…」と噂されていた2009年(平成21年)。そんな不安を払拭するように、モンキーは厳しい排ガス規制をクリアしてフルモデルチェンジ。

新型の2009年モデルは、1978年(昭和53年)から継承されてきたフラットなイメージのティアドロップ型ガソリンタンクから、Z50Aをイメージさせる台形の4.3Lガソリンタンクに変更。全体的に丸みを帯びた、親しみやすさに磨きをかけたフォルムに仕上がっているのが特徴。

燃料供給システムは、キャブレターから電子式燃料噴射装置の「PGM-FI」に変更。「PGM-FI」とは、ホンダの登録商標である「Programed Fuel Injection」の略。2009年以降のモンキーはフリークから「FI(エフアイ)モンキー」と呼ばれている。混合気の製造・噴射をコンピュータによる電子制御にすることで、クリーンでエコな排気、始動性の向上、アイドリングの安定、全域においてスムーズな吹け上がりを実現した。

FI仕様になった2009年モデルはスタンダードモデルに加え、チェック柄シート、クロームメッキされた前後フェンダー・ヘッドライトケース・サイドカバー・エキゾーストパイプカバー、「Monkey」のロゴを配した専用キーなどを装備した限定発売のリミテッドが登場(上記のモンキー・リミテッド モンツァレッド)。

続く2011年(平成23年)、ブラックで統一したカラーリングや特別装備を施したリミテッドを、約1ヶ月間の受注期間限定で発売。シックなブラックのボディーカラー、オシャレなチェック柄のシート、クロームメッキ仕上げの前後フェンダーなど装備も充実。「Monkey LIMITED」のステッカーを施したサイドカバー、専用エンブレムをデザインしたスペシャルキーなども採用(上記のモンキー・リミテッド ブラック)。

また2012年(平成24年)には、新色のプラズマイエローを追加発売(上記のモンキー プラズマイエロー)。

写真はシート形状、4.3Lタンク、各世代のカラーリングやロゴなど、特徴的なシルエットを余すことなく再現した新発売の1/12スケール完成品モデル。フレーム・タンク・ホイールはダイキャスト製を採用し、重量感・質感ともにハイレベルな完成品モデルに仕上げている。

製品仕様

価格:3,520円(税込)
発売:2023年10月発売予定
受注予約開始日時:2023年5月31日(水)14:00
発売元:スカイネット
販売元:株式会社青島文化教材社
カラー:モンツァレッド/ブラック/プラズマイエロー
完全新金型
塗装済み完成品
ステアリング・リヤサスペンション可動
素材:本体/ダイキャスト ・ ABS・ PS タイヤ /TPR
スケール:1/12
サイズ:全長約115㎜
ディスプレイ台座付属
アオシマオリジナル開発商品
※画像は試作品です。実際の商品とは異なる場合がございます。

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