ヤマハから新作”MTシリーズ”が登場! 「MT-125 ABS」発売

ヤマハ発動機株式会社は、水冷4ストロークSOHC・4バルブのVVA(可変バルブ)搭載124㎤エンジンを搭載し、アップライトな乗車姿勢で俊敏な走りを楽しめるMTシリーズの新製品「MT-125 ABS」を11月10日に発売する。
ヤマハ・MT-125 ABS
ヤマハ・MT-125 ABS/左から)ブルー、マットダークグレー、グレー

ヤマハ・MT-125 ABS……495,000円(消費税10%を含む)

「MT-125 ABS」は、MTシリーズの末弟として”The most AGILE youngest MT”をコンセプトに開発、”意のままに操れる俊敏なスポーツ性能”と”所有感と安心感を満たす機能”、”シャープで躍動感あるスタイリング”を兼ね備えたモデルだ。

ヤマハ・MT-125 ABS
ヤマハ・MT-125 ABS/ブルー
ヤマハ・MT-125 ABS
ヤマハ・MT-125 ABS/マットダークグレー
ヤマハ・MT-125 ABS
ヤマハ・MT-125 ABS/グレー

価格、販売計画など

ヤマハ・MT-125 ABS

企画の背景

「MT-125」は、MTシリーズの末弟として”The most AGILE youngest MT”をコンセプトに開発。 「アジャイルな加速性能」「俊敏なハンドリング」「MTらしさを突き詰めたTorque×Agileを表現したデザイン」という3要素を高次元で調和させ、MTの名にふさわしい性能とスタイルを実現した。
近年各社から変速ギア付きスポーツ車の投入があり、新しいライフスタイルの広がりも相まって、国内の原付二種の変速ギア付モデルの出荷台数は2019年以降増加傾向にある※。なかでも20代を中心とするエントリーの増加が顕著だ。

そこで「MT-125」は、MTの名に見合ったパフォーマンスを備えながらも、エントリーモデルとして若年層の方が受け入れやすい価格を設定。本モデルの導入を通じて、”MTシリーズ”のラインナップ充実とともにエントリーのお客さまにとっての選択肢を広げる。
※当社調べ

ヤマハ・MT-125の主な特徴

1)アジャイルな加速を実現するハイパフォーマンス型VVA(可変バルブ)搭載124㎤エンジン

アジャイルな加速性能を実現するため124㎤の水冷SOHC・4バルブ・FIのエンジンを搭載した。低速向けと中高速向けのカム(吸気側)が7,400r/minで切り替わるVVAにより、全域で優れたトルク特性を発揮、良好な加速性能を得られる。
またアシスト&スリッパー(R)クラッチ※と、トラクションコントロールシステムを採用。加減速時にストレスのないシフト操作を実現し、快適な走行性をサポートする。
なおラジエターは、水温に応じて冷却水の循環経路を切り替える”バイパス式サーモスタット”方式とし、暖機時間が短く燃費性に貢献する。

※「A&S」「アシスト&スリッパー(R)」は株式会社エフ・シー・シーの登録商標

2)アジャイルなハンドリングを支える剛性バランスに優れた軽量スリムな車体とフロント周り

軽さと強度剛性のバランスを図ったデルタボックス型フレームを採用した。左右ピボットの軸間を209mmとワイドにし強化部材を織り込むことで、優れた走行性を支えている。
また、後端部をショートにした専用設計のリアフレームは、マス集中を持ち味とするMTのスタイルを具現化するとともに、フロントに加重しやすいモタードライクなライディングポジションを支える。
さらに剛性に優れたインナーチューブ径37mmの倒立式フロントサスペンション、アーム長とのバランスを図った軽量アルミ製リアアーム、ワイドなリアタイヤ(140/70-17)、前後幅を詰め上下にスペースを取った球形の新作燃料タンクにバーハンドルなどの組み合わせにより、アジャイルなハンドリングを実現している。

3)ルチファンクションLCDメーターなど、所有感や安心感を満たす機能・装備

メーターは、ネガティブ表示によって視認性の向上を図ったマルチファンクションLCDメーターを採用した。ギアインジケーター、タコメーター、スピードメーターを目立つようにし、オドメーター、ガソリンメーター、時計なども表示。昼夜問わず、車両の状態と情報が把握しやすくなっている。
さらにフロントマスクの中央に凝縮感あるコンパクトなLEDプロジェクターヘッドランプ、その上部にLEDポジションランプを配置。軽量・薄型・コンパクトというメリットを活かし、俊敏なハンドリングに貢献している。

4)MTらしさを突き詰めたTorque×Agileなスタイル

睨みを効かせたコンパクトなフェイスに、躍動感を強調するショートテール、ビッグバイクに引けを取らないエンジン周りの力強さ、エアダクトや新作燃料タンク&樹脂製タンクカバーなど、機能とリンクした凝縮感あるデザインで、シャープなフォルムとした。特に小排気量クラスでは大きくなりがちなヘッドランプ周りやリアシートは極限までコンパクトさを追求。加えて、同じパーツ内でのシボの使い分けやアルミパーツの採用など、質感や手触りにもこだわり、上位機種同等のディティールを併せ持っている。

ヤマハ・MT-125 ABS/フィーチャーマップ

ヤマハ・MT-125 ABS
ヤマハ・MT-125 ABS/フィーチャーマップ

ヤマハ・MT-125 ABS/主要諸元

認定型式/原動機打刻型式:8BJ-RE45J/E34LE
全長/全幅/全高:2,000mm/800mm/1,070mm
シート高:810mm
軸間距離:1,325mm
最低地上高:170mm
車両重量:138kg
燃料消費率(*1):国土交通省届出値
定地燃費値(*2):58.6km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値(*3):49.4km/L(クラス2, サブクラス2-2) 1名乗車時
原動機種類:水冷,4ストローク,SOHC,4バルブ
気筒数配列:単気筒
総排気量:124㎤
内径×行程:52.0mm×58.7mm
圧縮比:11.2:1
最高出力:11kW(15PS)/10,000r/min
最大トルク:12N・m(1.2kgf・m)/8,000r/min
始動方式:セルフ式
潤滑方式:ウェットサンプ
エンジンオイル容量:1.05L
燃料タンク容量:10L(無鉛レギュラーガソリン指定)
吸気・燃料装置/燃料供給方式:フューエルインジェクション
点火方式:TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式:12V, 5.0Ah(10HR)/YTZ6V
1次減速比/2次減速比:3.041(73/24)/3.714(52/14)
クラッチ形式:湿式, 多板
変速装置/変速方式:常時噛合式6速/リターン式
変速比:
 1速:2.833 
 2速:1.875 
 3速:1.363 
 4速:1.142 
 5速:0.956 
 6速:0.840
フレーム形式:ダイヤモンド
キャスター/トレール:25°30′/88mm
タイヤサイズ(前/後):
100/80-17M/C 52P(チューブレス)/140/70-17 M/C 66S(チューブレス)
制動装置形式(前/後):
油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後):テレスコピック/スイングアーム
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ:LED
乗車定員:2名

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