JAPAN MOBILITY SHOW2023が、10月25日(一般公開は27日)より東京ビッグサイトで開催された。今回のスズキブースは「世界中にワクワクのアンサーを」をテーマに掲げ、ワクワクするような新たなモビリティを発表した。
プレスブリーフィングではスズキ株式会社の鈴木俊宏社長が電動パーソナルモビリティ「SUZU-RIDE(スズライド)」に乗って登場した。「スズキの原点にあるのはお客様の課題を解決したいという思いです」と述べ、スズキの創業者である鈴木道雄が苦労して織物を織る母親のために自動織機を開発したエピソードを紹介した。
「今年で創立103年を迎えたスズキは、カーボンニュートラルに向けた多様な取り組みを、スズキらしいモビリティでお客様にお届けするというメッセージとともに、ワクワクを体験いただけるブース展示としました」と話す鈴木社長は、陸を走るモビリティだけでなく、株式会社SkyDriveとの共同開発による空飛ぶ自動車や、電動船外機なども紹介した。
「二輪車においても新しい提案のモビリティが盛り沢山です。スズキ二輪車の、ワクワクのアンサーの歴史は、エンジンアシスト自転車のパワーフリー号から始まりました。あれから71年、e-POは自転車、EVバイク、アシスト自転車を融合させた新しいモビリティ。そして、eチョイノリ、ベース車両はあのヒット商品、チョイノリです。懐かしいでしょう? 誰でも気楽に近距離移動ができる電動モビリティとして登場します」 他にもGachacoの交換式バッテリーを採用した原付2種スクーター「e-BURGMAN」を展示。すでに東京、大阪で実証実験が実施されている。
他にも冒頭に社長が乗って登場したパーソナルモビリティ「SUZU-RIDE」や大型の荷台を装備した「SUZU-CARGO」、階段も登り降りできる4足&4輪の「MOQBA」、セニアカートは異なる新しい電動パーソナルモビリティの「GO!」など、ワクワクできる新しい乗り物が数多く展示されていた。