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足周りのディメンションはJA44と同じ
スーパーカブも足周りのサイズは先代(JA44)とほぼ同じで、フロントフォークのインナーチューブもこれまでと同じφ26mmと、クロスカブより1mm細いままだ。新型(JA59)用を丸ごと移植すれば先代をキャストホイール&ディスクにできる。ABSユニットを介さずにブレーキホースを繋ぐ必要があるけどね。
リヤホイールはアクスルシャフト径、ブレーキドラム径、ハブダンパー、スプロケット、カラーなどすべてが先代のスポークホイールと同じだった。
フロントフォークのインナーチューブはφ26mmで先代と同じ。フロントフォークごと移植すれば流用できそう。ただし、クロスカブ用はφ27mmなので流用不可。
というわけで、先代用のスポークホイールはそのまま新型にポン付けOK。ブレーキも問題なく作動した。ということは、もちろんその逆も可能ということだ。
ホイールやタイヤなど(バネ下)の重さも気になったので量ってみた。新型のキャストが約7kg、先代のスポークは約6.5kgと、スポークホイールの方が軽いのは意外な発見だ。
新型クロスカブ用の2ポットキャリパーは流用できない
新型クロスカブ用の2ポットキャリパーを新型スーパーカブ(ノーマルは1ポット)に流用できないかを検証してみた。結果、キャリパーの取り付けピッチはスーパーカブが100mm、クロスカブは125mmと別もので不可だった。
メーターはJA44とは別モノだ
新型はメーターにトリップや時計などのデジタル表示がつき、シフトポジションも表示できる。先代に流用できたら嬉しいが、新型は速度計も機械式ではなくセンサー式。メーターの裏側はまったく別物で流用はできそうにない。