ホンダ ホンダ アコード 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格
- 2022/10/18
ホンダ アコードの新型モデル情報を紹介します。ホンダ アコードの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。ホンダ アコード新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。
ホンダ アコード新型モデルの概要
ホンダ アコードは、1972年に初代が発売され、45年を超す歴史を持つホンダの有名なミドルラージセダン。現在はグローバル市場を意識した11代目で、サイズも大きめ。海外でも人気の日本車だ。
流線型が美しいクーペライクなデザインで、フロントノーズも長めで迫力がある。一時期はハッチバックモデルもあったが、現行車はトランクルームを備えている。
モデルはFFの「EX」のみで、価格は税込み465万円とやや高めに設定されている。しかし、それも大きく迫力のあるボディを見れば納得。EXは2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」で、水冷直列4気筒の2.0Lエンジンをモーターがアシストする。
ホンダ アコードの外観・内装デザイン
ホンダ アコードは、海外で特に人気があり、日本での販売台数を上回るグローバルな車だ。その外観と内装デザインは車体価格に見合ったもので、海外で人気を誇る理由をじっくり見ていこう。
外観:フロントまで一直線の水平デザインが印象的
ホンダ アコードのデザインテーマは「走りの視覚化」。ルーフがテールに向かって下がっていくクーペライクデザインを採用し、横から見るとウィンドウ下ラインが水平だ。荷室でやや上がる程度なのが印象的。スポーティなフォルムも相まって、ひとめで「速そうなクルマ」と感じられる。
フロントマスクはシャープな形状で長いヘッドライトと、狭めなグリルがデザインをよりシャープに見せる。また、ノーズは幅広で長く、余裕あるサイズで押し出しも強めだ。
内装:水平基調デザインにシンメトリーの美を採用
内装は一見すると水平基調デザインだが、インパネは左右対称のシンメトリーになっており、ディスプレイ下からコンソールにかけて曲線を取り入れている。色味は黒主体で地味だが、レザーシートを採用に加え、インパネに革風素材を組み合わせて変化を持たせることで上質な内装に仕上げている。
外観からは室内の高さに余裕がなさそうに思えるが、実は先代モデルよりもシートの座面は下げられている。
また、室内の静粛性も高めるため、車の発するノイズに逆位相の音を発してノイズを打ち消す「アクティブノイズコントロール(ANC)」を採用している。
ホンダ アコードのサイズ・室内スペース
海外人気の高いホンダ アコードは、北米市場を意識した車作りがなされている。その実際をアコードの外観サイズ、室内スペース、収納などのスペックから実際にチェックしていきたい。
ボディサイズ:グローバルサイズで押し出しも充分
アコードのボディサイズは、全長4900×全幅1860×全高1450mm、最低地上高130mm、ホイールベース2830mm、最小回転半径5.7mと道が広く、大型車が好まれる北米市場にマッチした大きさだ。同じホンダのシビックと比べてもサイズは少しずつ大きい。
目立つのは全高の低さだろう。横幅も堂々のサイズ感だ。そのぶん、最小回転半径は5.7mと小回りはきかない。押し出しは十分すぎるほどで、高速道路を堂々と走ると迫力だ。
室内スペース:ゆったりくつろげる余裕の広さを確保
ボディサイズが大きめのアコードは、室内スペースも長さ2070×幅1585×1155mmと、これもシビックよりもサイズが上回っている。シビックも室内が狭い車ではないので、アコードの室内の余裕がよくわかるはずだ。
後部座席でも余裕でくつろぐことができ、ドライバーはもちろんだが、アコードに乗る誰もがゆったりした気分でドライブを楽しめる。
収納スペース:驚きの573Lもの大容量を実現
ハイブリッド車のアコードだが、バッテリーはリヤシート下に配置することでトランクを開けた収納スペースをしっかり確保している。容量は573Lとたっぷりある。
さらに荷物を積みたい時は一体可倒式のリヤシートを倒せばいい。横幅のない長尺物であれば、リヤシート中央のアームレスト部分だけを倒せる「アームレストスルー機構」を利用すれば、中央席部分を貫通して積載することができる。
ホンダ アコードの性能・燃費・装備
ホンダ アコードは、走りも燃費も海外で指示されている。だからこそグローバル市場で人気があるのだ。その性能や、いまの車では欠かせない運転支援システムなどの装備・機能を見ていこう。
走行性能:2.0L直列4気筒エンジンに2モーター搭載
アコードはe:HEV車のみで、2.0L直列4気筒エンジンは主に発電と、エンジンが優位な高速走行時に活躍する。2つのモーター駆動モードは、ハイブリッドモードでは発電した電力によって走行用モーターを駆動するといった選択ができるほか、バッテリーの電力だけで駆動するEVモードなど、状況に応じて選択できる。
また、モーターが苦手とする一定速度の高速走行時は、エンジンと車輪を直結するため2.0Lエンジン本来の走りを楽しむことも可能だ。
2.0Lエンジンの発電力はそれだけでも強力だ。そしてハイブリッドモードで活躍するモーターの最高出力は135kw/5000~6000rpm、最大トルクは315Nm/0~2000rpmで、いずれもエンジンを上回っている。
安全性能:安全運転支援システム「Honda SENSING」搭載
アコードは、ホンダ車ではおなじみの安全運転を支援するシステム「Honda SENSING」を搭載。ミリ波レーダーで対象の位置、速度を測定し、対象を認識する単眼カメラを融合して危険などを察知して警告したり、ブレーキをかけたりしてくれる。現在の車では欠かせない機能だ。
さらに、ドライバーの居眠りや不注意を感知するとハンドルが振動して注意を促してくれる。また、衝突安全性能も高められており、ボディ骨格は要所に軽量で強度に優れた素材を用いて、乗員だけなく、相手車両や歩行者の安全も考慮している。
燃費性能:2.0Lエンジン搭載のe:HEVを郊外で活かす
アコードはe:HEVで2.0Lエンジンを搭載するが、燃費はWLTCモード22.8km/Lだ。市街地モードでは21.2km/L、信号のあまりない郊外モードではハイブリッドの長所が活かされ、24.4km/Lまで伸びる。
しかし、エンジン走行のみとなる高速モードでは22.6km/Lになる。この数値はエンジンそのものの燃費に近いといえるだろう。
バッテリーが十分に充電されていれば、市街地でEVモードを多用できるため、郊外モードでエンジンを発電に使いながら走行し、加減速の多いシーンでEVモードを活用すれば燃費を向上につなげることができるだろう。
装備・機能:心地よさに配慮した気遣い機能
運転中に意外と気になるのが、日差しだ。夕方は西日を正面から浴びたり、夏はサイドウィンドウからの日差しで腕が暑くなったりする。こうした日差しの方向や強さを自動的に感知して温度や風量をコントールしてくれる「GPS制御偏日射コントール」を搭載。自分でダイヤルを回してコントールすることもできる。
また、寒い時期のために運転席と助手席だけでなく、リヤシートにもシートヒーターを標準装備。座面と背もたれが車に乗り込んだときから身体を暖めてくれる。
ホンダ アコードおすすめポイント要約
ホンダ アコードは日本よりも海外人気の高いミドルラージセダンだ。e:HEVモデルのみの1モデルで、国内で乗るには、ボディが全体的に大きい。最小回転半径が5.7mなので、狭い小路などはあまり向いていない。広い道を気持ちよく走るのに向いている。とはいえ、車内も広く上質でVIP感覚も味わえそうだ。
2.0Lエンジンは主に発電と高速走行時に使われ、それ以外の時はモーターが駆動する。バッテリーとモーターのみのEV走行も可能。国内のセダンは年々少なくなっているので、スポーティなセダンに乗りたい、できればハイブリッド車の加速感も楽しみたいという人にはおすすめだ。
ホンダアコード 2024年3月発売モデル
e:HEV
価格 | 545万円 |
---|---|
排気量 | 2000cc |
駆動方式 | FF |
最高出力 | 147 ps(108 kW)/6100rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(18.6 Nm)/4500rpm |
乗員 | 5名 |
燃費 | - |
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