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AUDI Q5
フロントの印象はアグレッシブに
ミッドサイズSUV「アウディQ5」は、次期型で3代目となる。その量産バージョンと思われるテスト車両は、全体に白と黒のカモフラージュ柄で覆われておりデザイン上の詳細を確認することは難しい。
ほぼ明らかになった「シングルフレームグリル」と左右のエアカーテンによって、フロントフェイスは少しアグレッシブな印象になると予想される。そのほかは、現行モデルとの大きな外観上の変更は確認できない。また、テスト車両のヘッドライトは、最近増えているスプリット型ではなく伝統的なデザインが採用されている。
ボディサイズは大型化され、ホイールベースが延長されているように見える。2列目のキャビンスペースは、現行モデルよりも拡大されるようだ。
生き残る内燃機関搭載モデル
アウディは、2033年までは内燃機関搭載モデルを生産し続ける計画だ。したがって、次期型Q5にはマイルドハイブリッドアシスト付のガソリンおよびディーゼルエンジン仕様が用意されるだろう。
加えて、プラグインハイブリッドを含む、強力な電動化オプションも設定することは間違いないと思われる。パワフルな「SQ5」はもちろん「RS Q5」も登場するかもしれない。また、スポーツバックのボディスタイルも継続の見込みだ。ワールドプレミアは今年後半と予想する。