「MINI カントリーマン S ALL4」がアイスランドの大自然で走行性能をアピール

「MINI カントリーマン S ALL4」がアイスランドに上陸「極寒の火山地帯で走破性能を発揮」

アイスランドのオフロードを舞台に、走行性能をアピールした「MINI カントリーマン S ALL4」。
高い走破性能を持つ「MINI カントリーマン S ALL4」が、アイスランドの大自然に挑んだ。
ジョン・クーパー・ワークス(John Cooper Works:JCW)トリムを装着した「MINI カントリーマン S ALL4」が、大自然に囲まれた極寒地アイスランドにおいて、その多用途性と走破性能を発揮。最新世代の4輪駆動システムを搭載するクロスオーバーが、どのようなアドベンチャーにも対応できることを証明した。

MINI Countryman S ALL4 JCW Trim

マイナス10℃以下の環境で走行性能をアピール

JWCトリムを装着した「MINI カントリーマン S ALL4」の走行シーン。
今回、パワフルなガソリンターボエンジンを搭載する「MINI カントリーマン S ALL4」が、大自然が広がるアイスランドの火山地帯に持ち込まれた。

氷点下10℃を超える凍えるような気温、深い雪に覆われた路面、厳しい凹凸を繰り返す火山地帯……。アイスランドの息を呑むような大自然の中で、新型「MINI カントリーマン S ALL4」はそのオフロードパフォーマンスを存分に発揮した。

今回、アイスランドに持ち込まれたMINI カントリーマン S ALL4は、鮮やかなチリレッドのボディカラーと光沢を持ったジェットブラックのコントラストルーフが組み合わせられた、JCWトリムをチョイス。MINIブランドを率いるステファニー・ヴルストは、MINI カントリーマン S ALL4について次のようにコメントした。

「MINI カントリーマン S ALL4は、どのような地形においても、ドライビングの楽しさを堪能することができます。私たちのカスタマーの多くは、高いオフロードパフォーマンスを持ったクロスオーバーの恩恵を受けることになるでしょう。新世代モデルシリーズとして投入された、新型MINI カントリーマンは俊敏で力強く、長距離走行における安全性と快適性を兼ね備えています」

オフロード&オンロードで走行性能をアピール

JWCトリムを装着した「MINI カントリーマン S ALL4」の走行シーン。
最新の4WDシステム「ALL4」を搭載する「MINI カントリーマン S ALL4」が、厚い雪に覆われた大自然から、都会のハイウェイまで、あらゆる路面環境で抜群の走行性能をアピールした。

冬のアイスランドでは、荒れた地形、雪に覆われた渓谷、凍結した登り坂が、MINI カントリーマン S ALL4を待ち受けていた。MINI カントリーマン S ALL4が搭載する全輪駆動システム「ALL4」は、あらゆるコンディションや気象条件下でドライバーをサポート。滑りやすい路面において、電子制御システムが必要に応じて駆動力を前輪と後輪に配分する。

先代カントリーマンからトレッドとホイールベースを拡大したことで、ドライビングダイナミクスと快適性の向上を実現。バランスよく快適に調整されたサスペンションにより、アイスランドのクレーター地形を走行するのに最適な1台であること証明して見せた。一方、ハイウェイや市街地においても、ダイレクトなステアリングとスポーティなチューニングが施されたシャシーにより、俊敏な走りを披露する。

パワフルな2.0リッター直列4気筒ツインパワーターボガソリンエンジンは、最高出力160kW(221PS)、最大トルク360Nmを発揮。高効率48Vマイルドハイブリッドシステムが搭載され、発進時やブーストを必要する局面で、14kWの出力がサポートする。

レーシーな雰囲気を持つJCW トリム

JWCトリムを装着した「MINI カントリーマン S ALL4」の走行シーン。
鮮やかなチリレッドのボディカラーに、ハイグロス・ジェットブラックのルーフとサイドミラーの組み合わせ。前後セクションには、モータースポーツをイメージした専用の空力コンポーネントが装着される。

JCWトリムは、フロントとリヤに特徴的な専用の空力パーツを備え、MINI カントリーマン S ALL4に個性的なモータースポーツエッセンスを加える。鮮やかなチリレッドのボディカラーに映えるハイグロス・ジェットブラックのコントラストルーフに加えて、ジェットブラックのサイドミラーが組み合わせられた。「JCW」シグネチャーのMINI LEDヘッドライトは、デイタイムランニング・ライトとして2本の水平ストライプが表示される。

レット/ホワイト/ブラックを組み合わせ、新デザインのジョン・クーパー・ワークス専用ロゴは、フロントグリルに配置。この特徴的なロゴはCピラーにもあしらわれた。足元には17インチから21インチまで、様々なデザインとサイズの軽量アロイホイールを装着することができる。

ルーミーな室内は、最大5人のパッセンジャーに快適な空間を提供。リヤシートの背もたれは、3座が個別に6段階の調節が可能となってり、最大130mmもスライドする。JCWトリムはレッドのコントラストステッチが施された装備シートが配され、横方向のホールド性と適切なレベルの快適性が確保された。ブラックとレッドの配色は、インテリアのドアトリムとダッシュボードにも採用さる。

カモフラージュ偽装が施された状態で、酷暑地テストを行う「MINI エースマン」。

MINI初のEV専用モデル「エースマン」が数ヵ月後に迫ったワールドプレミアに向け酷暑地帯でテスト

MINIブランドは、数ヵ月内にワールドプレミアを控えた、フル電動クロスオーバー「MINI エースマン」のテスト写真を公開した。最新電動パワートレインとMINIらしいプロポーションを備えたクロスオーバーは、MINI クーパーとMINI カントリーマンの特徴を組み合わせた、新たなコンセプトを纏ってデビューする。

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著者プロフィール

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…