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Ferrari 499P
6名のドライバーラインアップを継続
今回公開された2024年シーズン用のフェラーリ 499Pは、ル・マン24時間レースを制した2023年仕様のカラーリングをベースに、新たな時代を見据えた革新的な要素が加えられた。
2023年シーズンにデビューした499Pは、1973年シーズンに投入された「312PB」のカラーリングをオマージュし、イタリアンスポーツスピリットの代名詞であるフェラーリ・レッドと伝統のジャッロ・モデナ・イエローが組み合わせられた。そのアグレッシブなリバリーは、499Pのプロトタイプレーシングカーらしい彫刻的でダイナミックなラインを強調し、高い人気を集めている。
昨年同様、フェラーリAFコルセは、50号車をアントニオ・フォコ、ミゲル・モリーナ、ニクラス・ニールセンの3名がドライブ。51号車をアレッサンドロ・ピエール・グイディ、ジェームス・カラド、アントニオ・ジョヴィナッツィがステアリングを握る。
ジャッロ・モデナ・イエローを拡大
2023年仕様のカラーリングをベースに、ボディとコクピットを2つのカラーブロックで強調し、流れるようなリズムを生み出すことを目的にアップデート。さらに2つの色相をブレンドすることで立体感を強調している。
ボディワークの深みのあるフェラーリレッドは、2007年シーズンのF1グランプリに投入された「F2007」からインスピレーションを得て採用。夜間や視界の悪いコンディションでの視認性が求められるハイパーカー向けに、光沢のある新しいエレメントが加えられた。
ジャッロ・モデナ・イエローはコクピット全体を取り囲み、その重要性をアピール。イエローの新しいグラフィック要素は、リヤホイールアーチ付近のボディワーク下部、テールフィン上部、リヤウィングエンドプレートの内部に採り入れられ、ダイナミズムとスピード感を際立たせている。