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Audi Q2
ダイヤル&プッシュ式セレクタを廃止
現行アウディ Q2は2016年にデビュー。2021年にフェイスリフトが実施されており、それ以来となる大幅なアップデートが施される予定だ。エクステリアの刷新に加えて、新型Q2は、インテリアのインフォテインメントシステムが大幅な進化を果たす。
全てのモデルに最新ソフトウェアとハードウェアが導入されることになった。高解像度8.8インチMMIタッチディスプレイ、12.3インチメーターディスプレイを備えた「アウディバーチャルコクピット」、3本スポークマルチファンクションステアリングホイールなどを標準装備。さらに、交通標識認識機能、車線逸脱警報機能、リヤパークアシストなど、標準装備が大幅に充実化される。
センターコンソールはダイヤル&プッシュ式セレクタが廃止され、空いたスペースを活用し、便利な収納エリアが設けられた。12.3インチメーターディスプレイは、通常のスピードやエンジン回転数に加えて、ナビゲーションやメディア情報などの表示も可能。ステアリングホイールのスイッチを操作することで、メーターメインやナビゲーションメインなど、表示を自由に切り替えることができる。
センターディスプレイを8.8インチに拡大
インストゥルメントパネルに配置される「MMIタッチディスプレイ」は、解像度1270×720ピクセルの8.8インチに拡大。応答性も大幅に向上した。タッチ操作に加え、音声によるシステム操作にも対応し、複雑なコマンドや質問にも的確に応えてくれるという。
DABチューナーを備えたMMIラジオ、フロントセンターコンソールのUSB-Cポート、緊急通報機能を標準搭載。ドアのロック解除や燃料残量の確認など、様々な車両情報をリモートで確認・操作可能な「アウディコネクトサービス」にも対応する。
パッケージオプションの「MMIナビゲーションプラス」には、アウディコネクトサービスに加え、高解像度衛星地図やGoogle Mapを搭載。MMIナビゲーションプラスは毎月1回のアップデートが約束されており、システムに保存された地図は、購入後36ヵ月間最新の状態が維持される。パッケージには交通情報、車線ごとの交通量、路上駐車情報なども含まれる。
Q2改良新型は2024年前半の発売を予定しており、ドイツを含むヨーロッパ市場における価格は2万8600ユーロから。現行モデル同様、ドイツ・インゴルシュタット工場で製造される。