アーバン・オートモーティブ、ディフェンダーの全シリーズに拡幅キットを用意

アーバン・オートモーティブから「ディフェンダー 130」を大胆に拡幅化した「ワイドトラック・パッケージ」登場【動画】

英国を拠点とするチューナー「アーバン・オートモーティブ」は、ディフェンダー 130用「ワイドトラック・パッケージ」を2024年2月から販売する。
英国を拠点とするチューナー「アーバン・オートモーティブ」は、ディフェンダー 130用「ワイドトラック・パッケージ」を2024年2月から販売する。
英国ミルトンキーンズを拠点とするチューニングメーカー、アーバン・オートモーティブ(Urban Automotive)は、ディフェンダー 130用キット「アーバン・ワイドトラック・パッケージ」を発表した。同社のディフェンダー用アップデートキットは、これまで3000台以上の販売を記録している。

Land Rover Defender 130 Widetrack

ディフェンダー 130がワイルドに変貌

「アーバン・ワイドトラック・パッケージ」は、ジェントルなディフェンダー 130を大胆に拡幅化。ワイルドなエクステリアを実現した。
今回発表された「アーバン・ワイドトラック・パッケージ」は、ジェントルなディフェンダー 130を大胆に拡幅化。ワイルドなエクステリアを実現した。

アーバン・オートモーティブは、独立系チューニングメーカーとして2014年に英国において設立。主に英国製ラグジュアリーモデル向けのカーボンファイバー製スタイリングキットは、ミルトンキーンズの本社ファクトリーで製造され、世界中で高い人気を集めている。

アーバン・オートモーティブのディフェンダー用スタイリングプログラムは2020年に発表。特に「アーバン・ワイドトラック・パッケージ」は、マッシブなスタイルを持つ現行ディフェンダーを個性的に演出する。ディフェンダー 90とディフェンダー 110用キットに加えて、2024年2月からディフェンダー 130用拡幅化キットが投入されることになった。

ディフェンダー 130用アーバン・ワイドトラック・パッケージの価格は1万5549ポンドから。拡幅化に加えて、エクステンデッド・ワイドトラックホイールアーチ、22インチアロイホイール、ハイパワーLEDルーフライトポッド、前後アーバン・マッドフラップ、リヤルーフスポイラーなどが含まれる。

オプションとして、カーボンファイバー製ボンネット、ワイドトラックフロントカナード、スポーツパフォーマンスエキゾースト、カスタムレザーインテリア、レカロ製スポーツシートなどを加えることができる。足元には4種類のプレミアムパフォーマンスホイールが用意され、新たに追加された「WX4 バリスティック」アロイホイールは、20インチと22インチから選択可能だ。

市販仕様を超える高いクオリティ

アーバン・オートモーティブは、市販仕様を上まわるクオリティ「OEM+」をポリシーに掲げる。写真はディフェンダー 110に装着された「アーバン・ワイドトラック・パッケージ」。
アーバン・オートモーティブは、市販仕様を上まわるクオリティ「OEM+」をポリシーに掲げる。写真はディフェンダー 110に装着された「アーバン・ワイドトラック・パッケージ」。

アーバン・オートモーティブのすべてのモディファイパッケージと同様、アーバン・ワイドトラック・パッケージは、創業者のサイモン・ディアン率いる社内チームによって設計・開発。彼らが掲げる「OEM+(市販仕様を上まわるクオリティ)」が忠実に守られている。

開発チームの高い技術力、そしてカーボンファイバーに関する幅広い専門知識を活用し、すべて英国内で生産。最高品質のマテリアルのみが使用されており、ランドローバーの厳格な製品基準をも凌駕するプレミアムな品質と完璧なフィッティングを実現された。さらに、バリエーション豊富なパーソナライゼーションオプションも用意されている。

アーバン・ワイドトラック・パッケージは、キットでの販売に加えてコンプリート仕様での購入も可能だ。アーバン・オートモーティブのオーナー兼デザイン部門のトップを務めるサイモン・ディアンは、待望のディフェンダー 130用キットの発売を受けて、次のようにコメントした。

「現行ディフェンダーは、ラグジュアリーSUVの中でも屈指の人気モデルです。デザイン、品質、その個性を最高水準まで高めた製品を、ディフェンダー 130を求めるお客様に提供できることを誇りに思います。今回もまた、私たちはディフェンダーを誰にでも似合うようアップデートできると証明しました」

「ディフェンダー 130 ワイドトラック」を動画でチェック!

今回はラフロードも走ってみたが、標準装備となるエアサスの効果か、想像以上に乗り心地が良好だったことも印象に残った。ネックはレンジローバーに迫る価格設定といえるだろうか。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…