【スクープ!】 「ポルシェ911タルガ」が誕生50周年に向けてフェイスリフト

【スクープ!】 改良新型「ポルシェ 911 タルガ」は初代デビューから半世紀を記念して2025年デビュー?

「ポルシェ911 タルガ」は来年、初代の誕生から50年を迎える。
「ポルシェ911 タルガ」は来年、初代の誕生から50年を迎える。
今年、クーペのフェイスリフトモデルが発表される予定の「ポルシェ911」。その「タルガ」バージョンも、現在、ウインターテストを行っている。雪道を走行する911タルガのプロトタイプを撮影することに成功した。

PORSCHE 911 Targa

登場から半世紀を記念してデビューは来年か?

コンバーチブルというよりはクーペに近い、洗練されたクラシックなタルガのシルエット。
コンバーチブルというよりはクーペに近い、洗練されたクラシックなタルガのシルエット。

「992.2」とも呼ぶべき次期型「ポルシェ911」のラインナップには、「タルガ」も含まれているだろう。今回目撃されたプロトタイプには大掛かりなカモフラージュは施されず、テストが終盤に近いことを感じさせる。ただし、そのデビューは初代の登場からちょうど50年を迎える来年になる公算が高そうだ。

タルガGTSは電動化でパワーアップ?

撮影された「ポルシェ911 タルガ」次期型のプロトタイプには、センターロックホイールが装着されているのが分かる。また、フロントバンパーにアグレッシブな造形のアクティブグリルベーンが装着されていることから、GTSモデルである可能性が高い。

現行のGTSは450PSのカレラSと同じベーシックな3.0リッター水平対向6気筒ターボエンジンを搭載しているが、チューニングによって480PSを発揮すると予想されている。イエローのステッカーがウインドウに貼られているテストカーも目撃されており、ポルシェが911用に開発を進めているハイブリッドパワートレインがタルガGTSに搭載されることも考えられる。

ポルシェ・アメリカ公式ウェブサイトによると、PDK仕様の現行911カレラ4Sの車両重量が1582kg、同コンバーチブルが1652kgとされている。タルガ4Sは1672kgと重く、0-60mph(97km/h)加速がクーペよりもコンマ2秒遅い3.6秒となっている。今回のフェイスリフトでどの程度のパワーアップが図られるかは、続報を待ちたい。

マイナーチェンジによってパワーアップする「ポルシェ911」は年内に登場予定。

【スクープ!】992.2型「ポルシェ 911」で遂にハイブリッド登場か?「全グレードパワーアップも?」

間もなくフェイスリフトを受ける「ポルシェ911」のプロトタイプが寒冷地テストを行う様子を捉えた。年内登場予定の第2世代「992」では、911に初めてハイブリッドパワートレインが採用される。

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石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…