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COMMIT GINZA x YUKI OTSU
興味の先が現行モデルからヴィンテージモデルへ
サッカー好きの人なら、このイケメンのことをご存知だろう。元日本代表の大津祐樹氏。プロ選手になって19歳で初めて購入したのがキャデラック・エスカレードで、海外では4台のアウディと時間をともにし、帰国後はポルシェやメルセデスなどを乗り継いできた大のクルマ好きだ。サッカー選手は練習場に自らドライブして行くことが日常で、そうしたなかで先輩たちの愛車を見てクルマに関する知見を広めていくという。「ベッカムに憧れていて、彼が乗っているのを見てエスカレードを選びました。クルマは毎日乗るもので、長い時間を共にする生活の一部。ですから現役時代はいいクルマと暮らすということをひとつのモチベーションにしていました」
同時に選手のあいだでよく話題にあがるのが時計だという。
「先輩が紹介してくれて、最初はロレックスのサブマリーナを購入しました。そこからどんどん興味がわいてきて、ブランドのことやお店のことなどを調べるようになりました」
現行モデルからヴィンテージモデルへ、興味の先が先祖返りするのはクルマにも時計にも共通すること。現行品でも人気で買えないものや、ヴィンテージの時計を探すなかでたどり着いたのがコミット銀座だった。
「普通にお客としてこの店にきて、そこで感じたのが接客のすごさ。色んな店を巡ってきましたけど、ここはお客さんの立場に立って、本音で話をしてくれる。その温度感が衝撃的で、ここなら信頼できると感じたんです。他の選手に紹介してもコミットってすごいよねって話題になるくらい。それがここで一緒に働きたいという想いにつながっています」
いいものは長く使えるのがクルマと時計
大津氏は現役大学サッカー部選手を中心にキャリアをサポートする会社「アシスト」の経営者でもある。コミット銀座がそのプロジェクトの支援をはじめたことをきっかけに今回の常勤取締役就任へとつながった。
「アシストもそうですけど、人に対して真摯でありたいという想いが強くあります。コミットの接客はまさにそうで、何かを一緒にやることで高め合いたいなと思うに至りました。僕自身が初めてこの店にきて感じた良さを多くの人に知ってもらいたいし、そして時計の魅力も少しでも広めることができればうれしいですね。クルマも時計も、いいものは長く使うことができるし、次の世代へと受け継いでいくこともできる。生きていく上での原動力にもなる、すごく大切なものだと思うんです」
REPORT/藤野太一(Taichi FUJINO)
PHOTO/篠原晃一(Koichi SHINOHARA)
MAGAZINE/GENROQ 2024年 5月号
店舗概要
コミット銀座
住所:東京都中央区銀座6丁目4-7 G・O・WESTビル 1階, 2階, 12階
TEL:03-6264-5310
営業時間:11:00〜21:00
URL:https://www.commit-watch.co.jp/