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繊細なデザインを完全に再現
2024年3月30日、東京・お台場でフォーミュラEが開催される。日本初の公道レースとなったこともあり、改めてフォーミュラEに注目した人も多いだろう。2014年に新時代のモータースポーツとしてスタートしたフォーミュラEだが、2023年からはF1で輝かしい戦績を誇るマクラーレンが、ネオム・マクラーレンとして参戦。早速2度のポールポジションを獲得し表彰台にも上がるなど、輝かしいデビューイヤーを飾っている。
そのマクラーレンのフォーミュラEのマシンをレゴ®ブロックが完全再現した。ブロック玩具としてお馴染みのレゴ®ブロックは、最近は大人も楽しめるシリーズをラインナップして幅広い世代から人気を集めている。その再現度はかなりのレベルで「玩具」と呼ぶことがためらわれるほど。「ネオム・マクラーレン・フォーミュラEレースカー」もダイナミックなボディラインはもちろんのこと、ブラックとオレンジのカラーリングやステッカー類も本物そっくり。繊細なデザインのスポイラーやコクピット周り、タイヤの造形などもしっかりと再現されているだけでなく、ステアリングを回すと連動してタイヤが動くという仕掛けもある。また、手前に引いて手を離すと走り出すプルバック機能も搭載されているから、作って飾るだけでなく、走らせて遊ぶこともできるのだ。
自分の手で蘇る
エクストリームEのEVオフロードマシンを252ピースのブロックで組み立てる。プルバック機能で走らせることも可能だ。
そしてネオム・マクラーレンが参戦するもうひとつのカテゴリーがエクストリームEだ。これはワンメイクの電動のオフロードマシンを使うシリーズで、ドライバーは男女ペアであることを義務付けるなど、従来のモータースポーツにはなかったレギュレーションが盛り込まれた、まさに新時代のモータースポーツ。レゴ®ブロックがラインナップする「ネオム・マクラーレン・エクストリームE」は高い車高のワイルドなボディスタイル、荒々しいパターンのオフロード用タイヤなど、エクストリームEマシンの特徴を見事に再現している。こちらもプルバック機能が搭載されているので、組み立てる楽しさと走らせる楽しさの両方を味わうことができるのだ。
どちらも部品の数が多いので一見すると難しそうだが、丁寧な説明書に加えて3D表示でパーツを回転させたり、ズームさせたりしながら見ることができるアプリもあるので、根気さえあれば意外と簡単に組み立てることができる。この春は、親子でBEVレーシングマシンを組み立てるのも楽しそうだ。
REPORT/GENROQ
PHOTO/レゴジャパン
MAGAZINE/GENROQ 2024年 5月号
レゴ®ショップ
モンスターバイクのメカニズムまで
4気筒エンジンも見事に再現。トランスミッションは2段で、実際に動かすことができる。
レゴ®ブロックにはオートバイもラインナップされている。このニンジャH2Rはオーバー300km/hを誇るカワサキのクローズドコース専用マシンだ。1/8スケールというビッグサイズで、998ccの直列4気筒エンジンや実際に可動する2段トランスミッションなど、メカニズムの再現性も非常に高い。美しい形状のタンクやカウルもニンジャH2Rの雰囲気そのままだ。キックスタンド付きなので、組み立てた後はお気に入りの場所に簡単にディスプレイできる。