【フォーミュラE】ポルシェ、今週末の東京E-Prixに2台の「 99X エレクトリック」を投入

東京E-Prixにスペシャルカラーを纏った「99X エレクトリック」がアピールするポルシェとタグ・ホイヤーの関係

「東京E-Prix」にスペシャルカラーを纏って出走する「99X エレクトリック」。
ポルシェとタグ・ホイヤーによる長年のパートナーシップを記念し、東京・有明で開催される「東京E-Prix」において、ポルシェhがスペシャルカラーリングを導入することになった。
3月30日に決勝レースが開催される、ABB FIAフォーミュラE世界選手権第5戦「東京E-Prix」。鮮やかな専用デザインを纏った「ポルシェ 99X エレクトリック」をパスカル・ウェーレインとアントニオ・フェリックス・ダ・コスタがドライブし、東京・有明の市街地コースに挑む。

Porsche 99X Electric

日本のネオンサインをイメージ

日本国内で撮影された、ポルシェ 99X エレクトリックとタイカン。
鮮やかなピンクのカラーリングを纏って東京E-Prixに参戦する「ポルシェ 99X エレクトリック」。このスペシャルカラーリングは、東京のネオンをイメージしている。

ポルシェAGが、ヴァイザッハ研究開発センターにおいて開発したフル電動レーシングカー「ポルシェ 99X エレクトリック」。ポルシェとタグ・ホイヤーのパートナーシップを記念し、日本で初開催されるフォーミュラE第5戦「東京E-Prix」に向けて、スペシャルカラーリングを纏った99X エレクトリックを投入することになった。

99X エレクトリックに採用されたユニークなカラーリングは、世界的にネオンサインが輝く都市として知られる東京、日本のストリートアート、そして自動車文化への視覚的なオマージュとして制作された。

この特別なカラーリングは、国際都市東京にマッチするだけでなく、フォーミュラEのダイナミズムと、世界初の電動レーシングカーシリーズが象徴する未来志向のトレンドも強調している。

ポルシェとタグ・ホイヤーのパートナーシップ

フォーミュラEにおいて、協力関係を続けるタグ・ホイヤーとポルシェ。今回、日本でのフォーミュラE開催を受けて、写真の「TAG Heuer Connected Calibre E4 – Porsche Edition」も製作された。
フォーミュラEにおいて、協力関係を続けるタグ・ホイヤーとポルシェ。今回、日本でのフォーミュラE開催を受けて、写真の「TAG Heuer Connected Calibre E4 – Porsche Edition」も製作された。

タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチームのチームマネジメント&ビジネスリレーションズディレクターを務めるカルロ・ウィガーズは、東京E-Prixにおけるスペシャルカラーリングの導入について、次のように説明した。

「東京E-Prixは、ABB FIAフォーミュラE世界選手権のサクセスストーリーにおける、新たなマイルストーンとなります。ポルシェ 99X エレクトリックの特別なカラーリングは、ユニークな大都市である東京でのフォーミュラE初開催と、成功を収めているポルシェとタグ・ホイヤーのパートナーシップを祝う仕様となります。そして、これは世界で最も魅力的な都市のひとつである東京と、日本の熱心なレースファンを視覚的に表現しています」

タグ・ホイヤーのジュリアン・トルナーレCEOは「ここ日本で初めて開催されるフォーミュラEレースに参戦できるのは、本当に素晴らしいことです。 今回のスペシャルカラーリングは、タグ・ホイヤーが紡いできたモータースポーツの歴史の証であり、伝統的に私たちが大切にしている価値観が表現されています。ポルシェとのパートナーシップは、この瞬間をさらに思い出深いものとするでしょう」と付け加えている。

有明の東京ビッグサイト敷地内に建てられたピットレーン。土曜のレース開催前の水曜にはDHLによって輸送されたマシン、スペアパーツなどが並べられる。

明日開幕のフォーミュラE東京E-Prixを下見「DHLで運ばれる全チームレース機材は380t」

3月27日、日本初開催となるABB FIAフォーミュラE世界選手権を目前に控えた東京・有明で国際エクスプレスとロジスティクスで世界的に有名なドイツ企業「DHL」が記者発表会を開催した。DHLは10年前の発足以来、フォーミュラEをロジスティック面でサポートしている。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…