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Porsche Panamera Turbo E-Hybrid
大幅な性能アップを果たした「E-ハイブリッド」
導入が予告されていた、新型パナメーラのプラグインハイブリッド3車種が、日本での販売をスタートした。先代モデルと比較し、EVモードでの航続距離、充電速度の向上、スロットルレスポンスの改善など、ほぼすべての分野での性能が向上している。
ハイパフォーマンス仕様の「パナメーラ ターボ E-ハイブリッド」の心臓部には、改良が施された4.0リッターV型8気筒ターボエンジンに、出力140kW(190PS)を発揮する新開発の電気モーターが組み合わせられた。システム最高出力は500kW(680PS)、最大トルクは930Nmと強大なスペックを実現している。
ポルシェは、総合的に設計を見直した8速PDK(DCT)のハウジングに電気モーターを組み込み、独立したEモーターハウジングを廃止することで約5kgの軽量化を実現。さらに、トランスミッションのオイル回路にユニット自体を組み込むことで、電動ユニットのヒートバランスも最適化し、電気モーターからより高い出力を得ることが可能になった。
パナメーラ ターボ E-ハイブリッドは、0-100km加速が3.2秒、最高速度は315km/h。バッテリー容量は25.9kWhで、EVモードにおける最大航続距離は91kmが確保されている。
EVモードでの十分な航続距離を確保
効率性を重視した「パナメーラ 4 E-ハイブリッド」は、E-ハイブリッドシステムと大幅に改良された2.9リッターV型6気筒ツインターボガソリンエンジン(224kW/304PS)の組み合わせ。最高システム出力346kW(470PS)、最大トルク650Nmを発揮し、0-100km/h加速は4.1秒、最高速度は280km/hを実現。EVモードでの航続距離は96kmと日常使いには十分な距離が確保されている。
「パナメーラ4S E-ハイブリッド」は、ドライビングダイナミクスと高回転域における持続的なパワー供給に重点を置いた仕様。2.9リッターV型6気筒ツインターボエンジンの最高出力は260kW(353PS)、システム出力は400kW(544PS)、最大トルクは750Nmを発揮する。
車両本体価格(税込)
ポルシェ パナメーラ 4 E-ハイブリッド:1669万円
ポルシェ パナメーラ 4S E-ハイブリッド:1940万円
ポルシェ パナメーラ ターボ E-ハイブリッド:2954万円
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・ポルシェ ジャパン公式ウェブサイト