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Defender OCTA
V8ガソリン+マイルドハイブリッド
「ディフェンダー オクタ」は、ディフェンダー史上最もタフで走破性能が高く、ラグジュアリーなモデルとして導入される。V型8気筒ツインターボガソリンエンジンに、マイルドハイブリッドシステム(MHEV)が組み合わせられ、足まわりには6Dダイナミクス・エアサスペンションを採用。あらゆる地形・天候において、究極のパフォーマンスを発揮する。
ディフェンダー初採用となる6Dダイナミクス・エアサスペンションは、オンロード/オフロードを問わず、圧倒的な走破能力と快適性、操縦安定性を実現。油圧連動型の6Dダイナミクス・テクノロジーは、革新的なピッチ&ロールコントロールシステムを採用しており、オンロードでの加速、ブレーキング、コーナリング時に車体を水平に近い姿勢で維持する。過酷なオフロード走行時では、それぞれのホイールトラベルとアーディキュレーションを最大化する機能も搭載している。
ディフェンダー担当マネージングディレクターを務めるマーク・キャメロンは、ディフェンダー オクタについて、次のように説明する。
「ディフェンダーは、1948年に発売した『シリーズ1』から脈々と続く、全天候型4WDの代名詞となっています。新型『ディフェンダー オクタ』は、ドラマチックなエクステリア、革新的なテクノロジー、細部へのこだわりにより、ディフェンダーを新たなレベルへと引き上げます。驚異的なパフォーマンスと大胆で新しいスタイルにより、最高レベルのラグジュアリーとともに、壮大なアドベンチャートリップを体験することができるようになります」
ダイヤモンドをイメージしたグラフィック
「OCTA」という名称は、このモデルのラグジュアリーなキャラクターをイメージし、ダイヤモンドの八面体(Octahedron)からインスピレーションを得てネーミングされた。ダイヤモンドは自然界に存在する最も硬く、希少性の高い天然物質、新開発の丸形ダイヤモンドグラフィックはこのモデルが「ディフェンダー」のフラッグシップであることを象徴している。
ダイヤモンドグラフィックは、インテリアやエクステリアの様々なコンポーネントに導入。シグネチャーグラフィックパネルには、機械加工とサンドブラスト仕上げを施したチタニウムディスクに、グロスブラックのダイヤモンドが刻印された。チタニウムは自然状態での強度、と耐食性に優れていることから導入されている。
「ディフェンダー オクタの名称とシグネチャーグラフィックは、このモデルの力強さ、耐久性、そしてタフさとラグジュアリーを兼ね備えたダイヤモンドから、ヒントを得ています。新しいシグネチャーグラフィックは、ディフェンダーに初採用されましたが、将来的には全ディフェンダーのフラッグシップモデルを識別することになります」とマーク・キャメロンは付け加えた。
現在、ディフェンダー オクタは、スウェーデンの雪と氷に覆われた路面、ドバイの砂漠、ニュルブルクリンクのターマック、モアブの岩場などにおいて、ディフェンダー史上最も過酷な走行テストを実施中。ワールドプレミアは2024年後半を公開予定しており、それに先立って、主要マーケットでは将来のカスタマーを対象にした招待制特別プレビューイベント「DEFENDER ELEMENTS」を開催する。日本市場は、2024年6月下旬の開催を予定している。