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Aston Martin Ginza
店舗は「ザ・ペニンシュラ東京」の一角
2023年、米国ニューヨークにグローバル・フラッグシップ拠点となる「Q New York」をオープンしたアストンマーティンが、東京における2店舗目となる「アストンマーティン銀座」をオープンした。銀座は多くのラグジュアリーブランドの店舗が並ぶ東京でももっとも人気の繁華街である。
アストンマーティン銀座は、最新CIに基づいて作られたアジア初のショールームで、新店舗がオープンしたのはなんとラグジュアリー・ホテル「ザ・ペニンシュラ東京」の一角である。ザ・ペニンシュラ東京は、皇居と日比谷公園に面した丸の内エリアの一等地に建ち、「フォーブス・トラベルガイド」のホテル部門で9年連続最高の5つ星を獲得しているという。
この一等地ながら1階から2階にかけて324㎡の広さを誇る店内の1階には最新のアイコニックなモデル3台を展示。2階にはカスタマーが自分だけのこだわりの仕様を検討できるラウンジも備える。
年内にロンドン、2025年初日には上海にも
ショールームのグランドオープンに併せて来日した、グローバルチーフブランド&コマーシャルオフィサーであるマルコ・マティアッチ氏は、最先端ショールームを次のように祝福した。
「東京は、世界でも最も重要なラグジュアリーの中心地のひとつです。2023年の新車販売ではトップを飾る都市で、5つ星ホテルのザ・ペニンシュラ東京に素晴らしいランドマーク・ショールームをオープンし、存在感を強化できることを嬉しく思います」
「ニューヨーク市の初のグローバル・フラッグシップ拠点と同様、この最先端のショールームは当社のウルトラ・ラグジュアリーを中心とした販売と顧客体験の戦略への注力を示しています。アストンマーティンの販売ネットワーク全体でも、さらなるフラッグシップ拠点やランドマーク・ショールームが計画されています」
2023年、アストンマーティンは世界市場において前年比36%の成長を達成したという。もちろんその成功にニューヨークにオープンしたランドマーク・ショールーム、Q by Aston Martinも大きな貢献をしているだろう。しかし関係者によれば、2023年店舗単位でもっとも販売台数を伸ばしたのはアストンマーティン青山だそうで、このアストンマーティン銀座もそれに匹敵する売り上げが期待されているという。なお4月5〜14日にグランドオープンフェアを開催するという。
今後もこういった、ウルトララグジュアリーブランドに相応しいランドマーク・ショールームの出店を計画中で、年内に英国ロンドンのバークレー・スクエア付近に3店舗目を、さらに2025年初頭には中国・上海で4店舗目のオープンを予定しているという。アストンマーティンの凄まじい攻勢が始まりつつある。
アストンマーティン銀座
住所:東京都千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラ東京
電話:03-5220-7007
営業時間:11〜19時 水曜定休