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ROLLS-ROYCE Ghost
主にフロント部分に小変更が施されるもよう
スウェーデンで寒冷地テストを行う次期型「ロールス・ロイス ゴースト シリーズ2」のプロトタイプを撮影することに成功した。カモフラージュが施されていたのはフロントのみだったため、デザイン変更をはっきり見ることができる。
LEDヘッドライトが最も大きな変更を受けており、スリム化され内側に向かって細くなる造形となっている。フロントバンパー下部のエアインテークはシンプルな造形になり、現行モデルに見られる水平のクロームアクセントが取り除かれている。中央に取り付けられたADAS用センサーの形状も変更されている。
一方、リヤエンドの変更は最小限に抑えられている。テールライトのLEDグラフィックが刷新され、2つの縦型スリットが追加されている。
内装やパワーユニットなどは変更なし
ロールス・ロイスの戦略から判断すると、パワーユニットや足まわり、インテリアなどには大幅なアップグレードは施されないだろう。標準仕様で最高出力570PS(419kW)、ブラックバッジ・ゴースト仕様では600PS(441kW)を発生する6.75リッターV型12気筒ツインターボエンジンを引き続き搭載すると見られる。
現行モデルの発表は2020年だったため、フェイスリフト版は2025年に登場する可能性が高い。ゴーストの他にもロールス・ロイスは昨年の「ファントム シリーズII」のデビューに続き、「カリナン」SUVの大規模なアップデートにも取り組んでいる。