スペシャルサーキットイベント「ランボルギーニ・アリーナ」を開催

新旧ランボルギーニ360台が集結した「ランボルギーニ・アリーナ」がイモラ・サーキットで初開催【動画】

4月6日~7日、イモラ・サーキットにおいて、ランボルギーニは史上最大規模のランボルギーニ・オーナー向けイベント「ランボルギーニ・アリーナ」を開催した。
4月6日~7日、イモラ・サーキットにおいて、ランボルギーニは史上最大規模のランボルギーニ・オーナー向けイベント「ランボルギーニ・アリーナ」を開催した。
アウトモビリ・ランボルギーニは、2024年4月6〜7日、イモラ・サーキットにおいて第1回「ランボルギーニ・アリーナ(Lamborghini Arena)」を開催した。このスペシャルイベントのために、世界中から360台以上の新旧ランボルギーニが集結。参加者はグランプリサーキットを舞台に、ランボルギーニの過去・現在・未来をたっぷりと堪能した。

Lamborghini Arena

ランボルギーニを愛する人のためのイベント

「ランボルギーニ・アリーナ」には、ランボルギーニ・オーナーやファン、従業員など、6000名が集まった。
ランボルギーニ・アリーナには、各世代360台以上のランボルギーニが集結。サーキットランを含めて、ランボルギーニを愛する人のために用意された、様々なアクティビティが実施された。

2024年4月6と7日の2日間、アウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ (イモラ・サーキット)を舞台に開催されたランボルギーニ・アリーナに、ランボルギーニの歴史を彩ってきた歴代モデル360台と、6000名ものランボルギーニオーナーやエンスージアストが集まることになった。

アウトモビリ・ランボルギーニの会長兼CEOを務めるステファン・ヴィンケルマンは、ランボルギーニ・アリーナの開催について次のようにコメントした。

「ランボルギーニ・アリーナは、ランボルギーニへの愛と情熱によって実現した祭典です。このようなユニークなイベントを開催できたことを心から誇りに思います。このイベントは昨年の60周年記念に続き、2024年には全車種がハイブリッド化されるという、ランボルギーニにとって特別な時期に開催されたのです」

「私たちはランボルギーニにとって大切な瞬間を、ファンの皆さんと共有したいと考えました。このイベントの目的はランボルギーニに関係する全コミュニティを一堂に集めること。お客様やエンスージアスト、そして従業員に至るまで、すべての人に開かれたイベントにすることだったのです。この2日間、サーキットはランボルギーニ一色に染まりました。これは私たちの大きな誇りとなるでしょう」

ランボルギーニ全社による協力体制

「ランボルギーニ・アリーナ」には、ランボルギーニ・オーナーやファン、従業員など、6000名が集まった。
今回のイベントに向けて、ランボルギーニの様々な部門が、アート作品の展示やガレージツアーなど、それぞれの得意分野を活かした活動を行っている。

ランボルギーニ・アリーナは、ランボルギーニ全社を挙げての取り組みが行われた。その一環として、ランボルギーニのデザイン部門チェントロ・スティーレは専門エリアを展開。来場者は最新モデルのベースとなったデザインスケッチをはじめ、最新ランボルギーニ製ハイパースポーツを作り上げたデザイナー陣の仕事を、直接見ることができた。

サンタアガタ・ボロネーゼのランボルギーニ・アウトモビリ・ミュージアムは、ホスピタリティエリアに、2023年に世界中のアーティストによって生み出された、60周年記念アート作品を展示した。ランボルギーニ・アクセソリ・オリジナリも専用ブースを出展。マフラーメーカーのアクラポビッチと共同開発したエキゾーストシステムのデモンストレーションを行い、来場者を楽しませている。

R&D部門はガレージツアーを用意。このスペシャルツアーは、エンジニアたちがファンと共に、スーパー・トロフェオ・プログラムに関する様々な情報を共有し、最新レーシングカーのディテールをチェックしている。そして、イベントの最後を飾るフィナーレでは、352台のランボルギーニによる市場最大規模のパレードランも行われた。

スーパートロフォエオのテストを実施

4月20〜21日にかけて同じイモラ・サーキットで開幕するランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパの公式テストが開催された。
4月20〜21日にかけて同じイモラ・サーキットで開幕するランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパの公式テストが開催された。

2024年シーズンの開幕に向けて、ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパの公式テストも開催。今回。30台以上のランボルギーニ ウラカン スーパートロフェオ EVO2が参加している。ドライバーとチームは、WEC第2戦「イモラ6時間レース」と併催される開幕ラウンドに向けて、実際のコースでセッティング調整を行う機会を得た。

2009年の初開催以来、ランボルギーニ・スーパートロフェオ・シリーズは、ランボルギーニ・スクアドラ・コルセが運営し、世界で最も人気の高いワンメイクレースシリーズに成長している。使用されるウラカン スーパートロフェオ EVO2は、5.2リッターV型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力620PSを発揮する。

テストセッションではスクアドラ・コルセが開発したサーキット専用モデル「エッセンツァ SCV12」もデモンストレーションランを披露。これ以外にも、多くの貴重なモデルが走行を行っており、集まったエンスージアストは、その鋭いエキゾーストノートをたっぷりと堪能することになった。

パートナー企業による特設ブースを展開

「ランボルギーニ・アリーナ」は、ランボルギーニのパートナー企業による、様々なアクティビティブースも展開された。
ランボルギーニのパートナー企業は、ランボルギーニとのコラボレーションを紹介。トッズは靴職人が参加し、シューズをパーソナライズできるコーナーを設けている。

会場の様々なエリアでは、ランボルギーニのパートナー企業がブースを展開。キッズエリアには、レゴ・イタリアによるインタラクティブ体験ブース、ランボルギーニとドゥカティによるキッズ用サーキット「take to the track」が用意され、多くの子どもたちが時間を忘れて楽しんでいた。大人向けには、ドゥカティの「デザートX」や「ムルティストラーダV4」のイモラ市街地試乗会なども行われている。

イタリアを代表する高級ファッションブランドのトッズは、ランボルギーニと共同開発し、1月に正式に発表されたアイコニックなシューズライン「ゴンミーノ」を、職人たちによってパーソナライズできるコーナーを展開。ピレリは、ランボルギーニ・ウルス用ホモロゲーション製品を取り揃えたブースを出展し、専門家がタイヤに関する情報やガイダンスを行っている。

クルティ・ミラノは、ホスピタリティエリアにランボルギーニと共同開発したアンビエントフレグランスを展示。ラバッツァ・コーヒーは上質なくつろぎと、リフレッシュのひとときを提供した。

ランボルギーニ・アリーナを動画でチェック!

アウトモビリ・ランボルギーニは、1998年以来となるロゴマークのリニューアルを実施。よりシンプルな新ロゴマークを発表した。

ランボルギーニが1998年以来となるロゴマークのリニューアル実施「持続可能な自動車メーカーをアピール」

アウトモビリ・ランボルギーニは、前回のリニューアルから20年以上の時を経て、雄牛を配したロゴマークデザインを変更した。今回のデザインの変更は、ランボルギーニが掲げる「Driving Humans Beyond(人類を超えるドライビング)」の精神を反映しているという。

キーワードで検索する

著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…