Ferrari 499P
厳しい開幕戦から挽回を誓うフェラーリ
例年モンツァ・サーキットで行われてきたWECのイタリアラウンド。今年はアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ(イモラ・サーキット)を舞台に史上初めてWECが開催される。
2024年シーズン開幕戦「カタール1812kmレース」において、フェラーリAFコルセは50号車が6位、51号車が12位でフィニッシュ。シーズン初レースを終えて、フェラーリはホームイベントに向けて入念に準備を進めてきた。開幕戦からドライバーラインナップに変更はなく、499Pの50号車をアントニオ・フォコ、ミゲル・モリーナ、ニクラス・ニールセン、51号車をアレッサンドロ・ピエール・グイディ、ジェームス・カラド、アントニオ・ジョヴィナッツィがステアリングを握る。
また、開幕戦でフェラーリ勢最上位となる4位入賞を果たしたAFコルセの63号車は、ロバート・クビサ、ロバート・シュワルツマン、 イェ・イーフェイとこちらも開幕戦と変わらない布陣を敷く。
イモラ6時間レースは、4月19日金曜に2回(90分)のフリープラクティスを実施。20日土曜は、60分間のフリープラクティス3を走行し、午後から予選を走行する。トップ10台がハイパーポールへと進出し、ここでスターティンググリッドの1列目から5列目までが決定。決勝レースは4月21日日曜の現地時間午後1時にスタートする。