【WEC】ハイパーカー3台体制で「イモラ6時間レース」優勝を狙うフェラーリ

WEC第2戦の初開催イモラに向け「フェラーリ 499P」が雪辱を果たすべく周到な準備

昨年まではモンツァで開催されていたWECのイタリアラウンドが、イモラに変更。フェラーリのお膝元とも言えるホームイベントで、開幕戦の雪辱を誓う。
昨年まではモンツァで開催されていたWECのイタリアラウンドが、イモラに変更。フェラーリのお膝元とも言えるホームイベントで、開幕戦の雪辱を誓う。
4月19〜21日にかけて、イモラ・サーキットで開催されるFIA 世界耐久選手権(WEC)第2戦「イモラ6時間レース」。フェラーリはワークスのフェラーリAFコルセから2台、サテライトチームのAFコルセから1台、合計3台の499Pが地元ラウンドに参戦する。

Ferrari 499P

厳しい開幕戦から挽回を誓うフェラーリ

開幕戦カタールは、厳しい戦いを強いられたフェラーリ。地元のイモラ・サーキットでは、表彰台以上の好結果を狙って3台が参戦する。
開幕戦カタールは、厳しい戦いを強いられたフェラーリ。地元のイモラ・サーキットでは、表彰台以上の好結果を狙って3台が参戦する。

例年モンツァ・サーキットで行われてきたWECのイタリアラウンド。今年はアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ(イモラ・サーキット)を舞台に史上初めてWECが開催される。

2024年シーズン開幕戦「カタール1812kmレース」において、フェラーリAFコルセは50号車が6位、51号車が12位でフィニッシュ。シーズン初レースを終えて、フェラーリはホームイベントに向けて入念に準備を進めてきた。開幕戦からドライバーラインナップに変更はなく、499Pの50号車をアントニオ・フォコ、ミゲル・モリーナ、ニクラス・ニールセン、51号車をアレッサンドロ・ピエール・グイディ、ジェームス・カラド、アントニオ・ジョヴィナッツィがステアリングを握る。

また、開幕戦でフェラーリ勢最上位となる4位入賞を果たしたAFコルセの63号車は、ロバート・クビサ、ロバート・シュワルツマン、 イェ・イーフェイとこちらも開幕戦と変わらない布陣を敷く。

イモラ6時間レースは、4月19日金曜に2回(90分)のフリープラクティスを実施。20日土曜は、60分間のフリープラクティス3を走行し、午後から予選を走行する。トップ10台がハイパーポールへと進出し、ここでスターティンググリッドの1列目から5列目までが決定。決勝レースは4月21日日曜の現地時間午後1時にスタートする。

WEC開幕戦「カタール1812kmレース」において、フェラーリ・AFコルセの499P 83号車がフェラーリ勢最上位の5位入賞を果たした。

WEC開幕戦で厳しい戦いを強いられたフェラーリは「499P」と「296 LMGT3」がそれぞれクラス5位入賞

3月2日、FIA世界耐久選手権(WEC)開幕戦「カタール1812kmレース」の決勝レースが開催され、ワークスチームとして参戦するフェラーリAFコルセは、499Pの50号車が8位、51号車が14位という結果に終わった。今シーズンから3台目として参戦するAFコルセの83号車が、5位入賞を果たしている。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…