「ベンテイガ S ブラックエディション」がデビュー

史上初の黒エンブレムを採用した「ベンテイガ S ブラックエディション」がデビュー【動画】

スポーティなパフォーマンスに、ダークなエクステリアを組み合わせた「ベンテイガ S ブラックエディション」がデビューを飾った。
スポーティなパフォーマンスに、ダークなエクステリアを組み合わせた「ベンテイガ S ブラックエディション」がデビューを飾った。
ベントレーモーターズは、ダークなビジュアルにビビットなアクセントカラーを組み合わせた「ベンテイガ S ブラックエディション」を発表した。ベントレー創業105年にして初となる、ブラックティンテッド仕上げの「ベントレーウイング」エンブレムを採用。内外装に導入されるアクセントカラーは、7色が用意された。

Bentley Bentayga S Black Edition

ブライトウェアをグロスブラックで統一

「ベンテイガ S ブラックエディション」は、ベントレー史上初めて、ベントレーウイング(写真)と「Bentley」のレタリングを含めたブライトウェア全てがグロスブラックで統一された。
「ベンテイガ S ブラックエディション」は、ベントレー史上初めて、ベントレーウイング(写真)と「Bentley」のレタリングを含めたブライトウェア全てがグロスブラックで統一された。

ベンテイガシリーズは2024年初めに、様々な装備や新機能を導入。エクステリアはフロントラジエターグリルの形状が見直され、、7色のサテンペイントを含む新たなボディカラーが追加されたほか、新デザインの 21インチホイールに3種類の仕上げが設定。パーソナライゼーションの幅が大幅に拡大している。

今回登場した「ベンテイガ S ブラックエディション」は、エクステリアのブライトウェアをすべてグロスブラックに統一。さらに、ベントレー105年の歴史の中で初めて、ベントレーウイングと「Bentley」レタリングにも、グロスブラックがチョイスされた。Dピラーには「Black Edition」バッジを装着するなど、細部にまでこだわったエクステリアとなっている。

ボディキットの「スタイリングスペシフィケーション」も導入され、フロントバンパー下部、サイドシル下部、リヤスポイラーの上部全体にレーザー光線のようなラインをアクセントとしてプラス。22インチブラックペイントホイールの奥に見えるブレーキキャリパーも同じアクセントカラーでペイントされる。

アクセントカラーは「マンダリン(Mandarin)」「シグナルイエロー(Signal Yellow)」「クラインブルー(Klein Blue)」「ピラーボックスレッド(Pillar Box Red)」「アイス(Ice)」「ハイパーグリーン(Hyper Green)」「ベルーガ(Beluga)」の7種類が用意された。

「ベンテイガ エクステンデッド ホイールベース」にはRWSが導入され、回転半径がおよそ1m小さくなるなど操縦性と取りまわしの良さが一段と向上した。RWSは、ベンテイガ アズールとベンテイガ SのV8モデルに標準装備されている。

最もシャープな味付けのシャシーを採用

「ベントレー ベンテイガ S ブラックエディション」のエクステリア。
48V電動式アクティブロール・コントロールシステム「ベントレー・ダイナミックライド」を標準装備し、専用のシャシーモードを導入。ベンテイガ史上最もシャープなシャシー性能を実現した。

ベンテイガ S ブラックエディションは、最高出力550PS、最大トルク770Nmを発揮する4.0リッターV型8気筒ツインターボを搭載。ベンテイガ史上最もシャープな味付けのシャシーが与えられ、0-100km/h加速4.5秒、最高速290km/hというスペックを実現した。

このパワーを可能な限り効果的に利用するため、世界初の48V電動式アクティブロール・コントロールシステム「ベントレー・ダイナミックライド」を標準装備する。ベントレー・ダイナミックライドは0.3秒で最大1300Nmのトルクを発生し、コーナリング時のロールを抑制。タイヤの接地性を最大限に高めることで、クラストップのキャビン安定性と快適な乗り心地、優れた操縦性を手にしている。

快適なグランドツーリングを楽しむことはもちろん、シャシーモードを切り替えれば、別次元の爽快なパフォーマンスを堪能することもできる。スタンダードなベンテイガよりも強化された「スポーツモード」はエアサスペンションの減衰力が15%増加し、運動性能がさらに向上。エレクトロニック・スタビリティコントロールとベントレー・ダイナミックライドに採用された、スポーツモード専用チューンにより、ステアリングフィールとターンインレスポンスが向上、ロールが一段と減少する。

トルクベクタリング・バイブレーキもチューニングが見直されており、コーナーの入口で後輪内側に軽くブレーキをかけることで、フロントアクスルのターンインをよりシャープにしている。

印象的なデザインとスポーツ性能を堪能しつつ、電動パワートレインを求めるカスタマーには「ベンテイガ S ハイブリッド ブラックエディション」も用意された。こちらは3.0リッターV型6気筒TFSIガソリンエンジンに、100kWモータージェネレーターが組み合わせられ、システム最高出力は462PSを発揮。0-100km/h加速が5.3秒、最高速254km/hという瞬足を誇る。

ベルーガにコントラストカラーの組み合わせ

「ベントレー ベンテイガ S ブラックエディション」のインテリア。
インテリアは、シックなベルーガ・カラーのレザーに、エクステリアと同じビビットなアクセントカラーが組み合わせられる。

専用のインテリアカラーレイアウトは、深みのあるベルーガ・カラーのレザーと、鮮やかなアクセントカラーが完璧なコントラストを実現した。ハンドクラフトされたコントラストステッチとコントラストパイピング、そしてレザートリムの一部に、エクステリアと同じ鮮やかなアクセントカラーを採用。エクステリアと一体感のあるビビッドな印象のキャビンに仕上げられた。また、各シートには専用の「S」エンブレムがブラックで刺繍される。

フェイシア、センターコンソール、ウエストレールには新たな織り方のカーボンファイバーを使用。このカーボンファイバーによってフェイシアに立体感が生まれ、ここに配置された専用の「Black Edition」バッジがさらに引き立つことになった。このバッジはラッカー仕上げの下に埋め込まれているため、フェイシア表面に凹凸は存在しない。

さらに「ダーククローム」パックを標準搭載。ブルズアイ・エアベント、オルガン・ストップコントロール、センターベントなどのメタル製ディテールが、通常のブライトクロームからグロスブラックに変更される。オーディオシステムは「ベントレーシグネチャーオーディオ」「Bang & Olufsen for Bentley」、「Naim for Bentley」の3種類からチョイスすることが可能だ。

「ベンテイガ S ブラックエディション」を動画でチェック!

内外装を「キュレーテッド バイ マリナー」のアクセントカラー「チェリーブロッサム」で統一した、ベントレー ベンテイガ V8 S。

日本の桜をイメージしたアクセントカラーも魅力「ベントレー ベンテイガ V8 S キュレーテッド バイ マリナー」が登場

ベントレー・ヨーロッパは、ラグジュアリーSUV「ベンテイガ V8 S」に、大自然からインスパイアされたスタイリングパッケージ「キュレーテッド バイ マリナー(Curated by Mulliner)」を設定した。内外装に花の色をイメージした「マゼンタ」「グレイシアブルー」「アジマスブルー」「チェリーブロッサム」の4色をアクセントカラーとして採り入れることができる。

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著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…