【スクープ!】 フォルクスワーゲンが中国向けに「パサート」似の新型セダンを開発?

【スクープ!】中国市場向けの「パサート」または「フィデオン」と思われる新型セダンをフォルクスワーゲンが開発中

フォルクスワーゲンがセダンのプロトタイプを寒冷地でテスト。
フォルクスワーゲンがセダンのプロトタイプを寒冷地でテスト。
フォルクスワーゲンがセダンのプロトタイプを寒冷地でテストしている様子を撮影した。さまざまな憶測が流れるが、中国市場向けの「パサート」または「フィデオン」次期型と思われる。

VOLKSWAGEN Passat

パサート似のプロトタイプ

細身のヘッドライトと大型のエンブレムがパサートによく似た外観。
細身のヘッドライトと大型のエンブレムがパサートによく似た外観。

ほとんどカモフラージュが施されていない状態で撮影されたプロトタイプは、細長のヘッドライトと大型のVWエンブレムが特徴的だ。

一見すると、パサートによく似た外観をしている。そのほかにも、横長のバーを備えた幅広のグリルと縦長のエアカーテンなど、パサートとの共通点は少なくない。

高級感を感じさせるエクステリア

フロントエンドは比較的シンプルな印象だが、このプロトタイプは彫刻的なボンネットと曲線的なボディワークが特徴的だ。そこに流れるようなショルダーラインとダイナミックなグリーンハウスが加わり、その一部が偽装されている。

また、立体的なエレメントを備えたテールライトによって、高級感が演出されている印象を受ける。リヤバンパーとスポイラーが一体となったトランクも確認できる。

中国市場向けのパサートまたはフィデオンか?

中国市場向けのフラッグシップ「フィデオン」または「パサート」のプロトタイプと考えられる。
中国市場向けのフラッグシップ「フィデオン」または「パサート」のプロトタイプと考えられる。

このプロトタイプが次世代「ジェッタ」という説もあるが、その可能性は低そうだ。フォルクスワーゲンは、中国市場で複数のセダンを販売している。このモデルは、中国仕様の次期型「パサート」か「フィデオン」と予想する。

フィデオンは中国におけるフォルクスワーゲンのフラッグシップセダンで、アダプティブエアサスペンション、冷蔵庫、ナッパレザーといった高級な装備を誇る。リヤには、テーブルやパワーシートも装備可能だという。現行モデルは2016年に登場し、2020年にマイナーチェンジを受けている。

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石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…