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Alfa Romeo 155 V6TI
鬼才セルジオ・リモーネの参加が決定
1992年から2007年にかけて、アルファロメオは「155」そして「156」でヨーロッパのツーリングカーレースを席巻。イタリア、ドイツ、英国、スペインを舞台に数十回もの優勝を果たし、特にアルファロメオ 155 V6TIはドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)や国際ツーリングカー選手権(ITC)で圧倒的な強さを披露した。
4月21日、アルファロメオ・ミュージアムは1990年代から2000年代にかけてのアルファロメオのツーリングカーレースでの活躍をテーマにしたトークイベント「バックステージレクチャー」を開催する。ファブリツィオ・ジョヴァナルディ、ジョルジョ・フランチア、ガブリエレ・タルキーニ、モニカ・ブレゴリなど、多彩なゲストと共に、この長く特別な歴史をたっぷりと振り返る。
さらに、今回、ランチのWRC活動をはじめ、155や156のツーリングカープロジェクトで中心的な役割を担ったエンジニア、セルジオ・リモーネの参加も決定した。
公式YouTubeチャンネルで当日の様子を公開
バックステージレクチャーの司会を務めるのはアルファロメオ・ミュージアムのキュレーター、ロレンツォ・アルディツィオ。イタリアのモータースポーツ専門誌『アウトスプリント』でジャーナリストとして活躍し、セルジオ・リモーネとの共著『Alfa Romeo 155 e 156』の著者、セルジオ・レモンディーノも加わり、ゲストと多彩なトークを繰り広げる。
また、ASIサービス社から刊行される、最新書籍『DTM, Superturismo e Super 2000』も今回のイベントにおいて正式発表される予定だ。
バックステージレクチャーは、4月21日15時からジュリア・ホールで開催される。アルファロメオ・ミュージアムの入場者は無料で参加することができる。また、イベントに先立って、14時30分からは、アルファロメオの歴史に偉大な軌跡を残したレーシングチームへのオマージュとして、ミュージアムの敷地内でアルファロメオのパレードランも実施される。
今イタリアにいるならともかく、日本から急に向かうのは難しい。だが、バックステージレクチャーの模様は、アルファロメオ・ミュージアム公式YouTubeチャンネルにおいて、後日イタリア語と英語でアーカイブスが公開されるというので、アルフィスタは安心してほしい。